【ラグビー大学選手権】早大が8トライで近大を圧倒 5季ぶり大学日本一へ前進
◇ラグビー全国大学選手権準々決勝 早大53―10近大(2024年12月21日 東京・秩父宮ラグビー場) 【画像】あれ?ラグビーW杯、競技場で「スーパードライ」の広告が… 関東対抗戦1位で5大会ぶりの優勝を目指す早大は、関西3位の近大を53―10で破り、4強入りを決めた。来年1月2日に東京・国立競技で行われる準決勝では、あす22日に行われる大東大―京産大戦の勝者と対戦する。 前半は強風の風下だった早大。大学ラグビー界随一のロングキッカーでしられるSO服部亮太(1年)のキックも風で押し戻されてダイレクトタッチになるほどだったが、FWにボールを集めて対応。前半2分、ラインアウトモールでフッカー佐藤健次主将(4年)が先制トライを挙げると、同11分、16分とトライを追加。17―5で迎えたロスタイムには、対抗戦トライ王のWTB田中健想(1年)がインターセプトから55メートルを独走する値千金の一撃で、24―5とリード広げた。 後半も11分に田中がこの日自身2トライ目を挙げると、さらに3トライを追加。最期まで攻撃の手を緩めなかった早大が対抗戦王者の貫禄を示し、5大会ぶりの優勝へあと2勝に迫った。