補足多様性に対して批判的な姿勢を示しているトランプ氏と差別化する、民主党大統領候補らしい発言だと思います。もっとも、ハリス氏が当選したとしても、同氏は共和党から閣僚を任命する初の民主党の大統領になるわけではありません。例えば、オバマ元大統領は、当時イリノイ州の下院議員だったレイモンド・ラフッド氏を運輸長官に任命し、ブッシュ政権下で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏を残留させました。 また、共和党の大統領も、民主党員を閣僚に任命しています。例えば、オバマ政権下で国防副長官を務めた民主党のロバート・ワーク氏はトランプ政権に残留しました。 アメリカのニュース番組を見ても、リベラル系のニュース番組は保守系のコメンテーターも加えて議論させているし、保守系のニュース番組はリベラル系のコメンテーターも加えて議論させています。異なる様々な考え方を国民に示して判断は国民に委ねる姿勢が感じられます。
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コメンテータープロフィール
大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。
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