補足2020年大統領選では、パンデミックの最中で郵便投票の開票作業に時間を要し、火曜の選挙日から結果が判明したのは土曜日。今年は2020年と比べ、郵便投票の数は減り、各州は作業により慣れているため、そこまで時間がかからないとの見方もある。ただし、最新の世論調査のように大接戦となれば、時間を要する可能性もある。 激戦州ではノースカロライナ、ジョージアが米東部時間午後7時台に投票が終了するため、深夜頃に結果が判明し、選挙戦の情勢が明らかとなる可能性がある。翌朝にはミシガン、ウィスコンシンあたりも判明し、金曜あたりにはAP通信などが全激戦州の結果を発表し勝者も確定している可能性もある。 なお、各州の投票結果が正式に確定するのは12月(11日のセーフハーバー(選挙人が確実に投票するための安全網)までに各州は投票結果を確定し、17日に選挙人が投票)。最終的には2025年1月6日、連邦議会が認定。
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コメンテータープロフィール
慶応義塾大学(総合政策学部)卒業。ハーバード大学ケネディ行政大学院(行政学修士)修了。同大学院卒業時にLucius N. Littauerフェロー賞受賞。松下電器産業(現パナソニック)CIS中近東アフリカ本部、日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部、政治リスク調査会社ユーラシア・グループを経て、2013年より米州住友商事会社。2020年より同社ワシントン事務所調査部長。著書に『米国通商政策リスクと対米投資・貿易』(共著、文眞堂)。コメントは個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。
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