Yahoo!ニュース

飯塚真紀子

飯塚真紀子認証済み

認証済み

在米ジャーナリスト

報告

補足投票日まで後3日。大統領戦終盤は個人攻撃合戦の様相を呈していますが、問題は有権者が何に重きを置いて投票するか。経済政策や移民政策といった政策に重きを置くのか、大統領候補の人格に重きを置くのか、あるいは、好感度に重きを置くのか。ちなみに、世論調査では、大統領候補の好感度をはかる際に「あなたはどちらの候補と一緒にビールを飲みたいですか?」ときくことがありますが、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3つの激戦州の登録有権者にこの質問をしたある世論調査では、40%がハリス氏と、36%がトランプ氏と飲みたいと答えたと報じられています。ちなみに、2016年に行われたある世論調査では、ヒラリー・クリントン氏よりもトランプ氏と飲みたいと答えた人が多く、トランプ氏は大統領選で勝利しました。この質問が大統領選の勝者を示唆しているとするなら、今回はハリス氏が勝つのでしょうか。米国民の選択やいかに?です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 渡辺浩志

    ソニーフィナンシャルグループ シニアエコノミスト

    補足トランプ氏は激戦州の工業地帯で働く白人男性ブルーカラー労働者の支持獲得に躍起。雇用や国内産業を守るた…続きを読む

コメンテータープロフィール

大分県生まれ。早稲田大学卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会、トレンドなどをテーマに、様々なメディアに寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲル、ジム・ロジャーズなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。

関連リンク(外部サイト)

飯塚真紀子の最近のコメント