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江口晋太朗

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編集者/リサーチャー/プロデューサー

報告

見解今回の南海トラフ地震臨時情報で、現実における対策が徹底されていないことなどが浮き彫りになった。 特に、市民レベルにおいても、ある種の正常性バイアスによってこれまで人ごとだったものが、急に自分事化したことで一種のパニックにも近い心理状況になっただろう。 自治体においては、これをきっかけに避難所体制や緊急時に向けた対応の本格化や具体における改善を図るきっかけにもなった。 国も、来年度の概算予算請求においても、防災減災対策の予算を増額した。 まだまだ住宅の耐震化ができていない地域などもあり、自治体もこうしたエリアなどに対する対策を強化していくことになるだろう。 ハード面での対策、およびソフト面での対策の両軸から、今回をきっかけに抜本的に見直し、本番に備えた対策を講じるべきだろう。

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コメンテータープロフィール

江口晋太朗

編集者/リサーチャー/プロデューサー

編集者、リサーチャー、プロデューサー。TOKYObeta代表、自律協生社会を実現するための社会システム構築を目指して、リサーチやプロジェクトに関わる。 著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)『孤立する都市、つながる街』(日本経済新聞社出版社)『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)他。

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