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荒川和久

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独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

報告

見解2020年の国勢調査でも0歳児をかかえる妻は6割が無業です。が、それは必ずしも「働きたいのに不本意ながら」というものばかりではなく、自分の手で子育てをしたいという母親も多い。 また、男性の年収を配偶関係別に比較すると未婚より既婚の方が高いのですが、それは年収が高いから結婚できたという面もある反面「結婚したから稼がないと」という意識が芽生えた結果という面もあるでしょう。 いずれにしても、夫婦にはそれぞれの事情や環境があり、夫婦合意の上で「男は仕事、女は家庭」という役割分担を決めて運営しているのであれば、それは外野がとやかく言うことでしょうか。 「共働き」という言葉ですが「共稼ぎ」という言葉と分けた方がいいと思っています。そもそも夫婦というものは、外で仕事をしていようといまいと、金を稼いでいようといまいと、それぞれ別の役割であろうと、すべての夫婦は「共働き」なのです。

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コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

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