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荒川和久

荒川和久

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独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

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補足話は飛躍しますが、子の就職に親が関与することがもし当たり前の風潮になったとするならば、その後には子の結婚にも親が関与するのが当たり前となるようになるかもしれません。就職も結婚も「親が保障したい子の将来」という点では共通します。丁度、明治時代に、一部の武士階級や上流階級が行っていた家と家との媒酌結婚が庶民にも広まった時のような「先祖返り」が起きるかもしれない。 すでに東京では、生まれてきた子の半数は世帯年収1000万円の子であるし、そのうち1500万もしくは2000万以上の世帯年収のパワー親同士が自分たちの子のパワー結婚を取り仕切るようになっていくのもあながちあり得ないとは言えない。大正時代だったか「恋愛結婚は野蛮なもの」などと喧伝された時代もあったが、そういう風潮の復活もあるかもしれないとこの記事を読んて思った次第です。

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    工藤啓

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コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

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