Yahoo!ニュースエキスパートオーサー天野和利さんのコメント

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5日前

時事通信社・昆虫記者

補足イネカメムシ、私も今年は都心のイネ科の雑草（たぶんオヒシバ）でたくさん見つけました。しばらく減少傾向にあったのが、２０００年以降また増えているようですね。イネ科雑草の穂より、イネの穂の方がずっと栄養豊富でしょうから、２番穂で体力を蓄えたイネカメムシは越冬時の生存率が高まりそう。温暖化で今冬も暖冬になったら、来年の被害拡大が懸念されますね。都心の雑草（近所に水田がないので見つける場所はいつも雑草）で大量のイネカメムシを見たのは久しぶりでした。昆虫記者は「雑草にこんなにいるなら、田んぼにもいるんだろうな」と他人事のように思っていましたが、農家にとっては一大事ですね。

イネカメムシが二番穂にも　「勘弁して」恐れる越冬増　複数県で発生確認

日本農業新聞5日前

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コメンテータープロフィール

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時事通信社・昆虫記者

エキスパート認定マークについて

天野和利（あまのかずとし）。時事通信社ロンドン特派員、シンガポール特派員、外国経済部部長を経て現在は国際メディアサービス班シニアエディター、昆虫記者。加盟紙向けの昆虫関連記事を執筆するとともに、時事ドットコムで「昆虫記者のなるほど探訪」を連載中。著書に「昆虫記者のなるほど探訪」（時事通信社）。ブログ、ツイッターでも昆虫情報を発信。