クロマグロ養殖日本一の奄美大島でマグロの乗った海鮮丼がおいしいお店3選!
マグロといえば大間か三浦、もしくは焼津を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は奄美大島はクロマグロ(本まぐろ)の養殖日本一なんです。クロマグロ以外もキハダマグロや地魚の白身魚など、奄美大島は新鮮な魚介の宝庫。筆者が実際に出かけておいしかったおすすめのお店を紹介します。
せとうち海の駅 シーフードレストラン
奄美空港から車で約1時間半。奄美大島の南端部にある瀬戸内町は、クロマグロの養殖日本一の町です。周辺の大島海峡は奄美群島国立公園に指定されていて、古仁屋港周辺の海は港とは思えないくらいきれい!
そんな瀬戸内町にあるのが、せとうち海の駅。
1階には加計呂麻島への町営定期フェリーのチケットを購入できます。
その2階にある「シーフードレストラン」。
海を眺めながら食事ができます。
メニューは瀬戸内産のクロマグロやキハダマグロを使った丼など。丼のサイズに大や小があるのが嬉しい。お腹はそんな空いてないけど、せっかく来たから少しだけでも食べたいってときもありますものね。(え、筆者だけ?)
海鮮丼も大(1,600円)・中(1,100円)・小(500円)があります。さらに+400円でクロマグロを乗せることも。
海鮮丼(中)にクロマグロ乗せを注文。
分厚いクロマグロが4切れも乗っています。お味は間違いなし!
やわらかい!歯がいらない!飲める(笑)
そして、キハダマグロも想像以上のおいしさでした。あれ?キハダマグロってこんなおいしかったっけ?と驚くくらい。味が濃い!
一緒についてくるアオサの茶わん蒸しも、磯の香りがしておいしいですよ。
シーフードレストラン
所在地 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋大湊26-14 せとうち海の駅 2F
TEL 0997-72-4633
営業時間 11:00~14:00
無休
魚力
同じせとうち海の駅1階にあるのが、瀬戸内漁協直販店の魚力。2階のシーフードレストランと比べると、ちょっと雑多な感じの店内ですが、生簀もあって、魚の鮮度は期待できます。
海鮮丼は850円、本まぐろ丼は1,500円と、かなりリーズナブル。出かけたのは14時頃だったので、主だったメニューは完売していました。
ラスト1で残っていた海力丼をオーダー。
魚力のその日の魚が全部乗っています。豪華です。
この日は、赤身、ネギトロ、タコ、イカ、ハマチ、中トロ、大トロ、漬け。
マグロだけでも、赤身、ネギトロ、中トロ、大トロ、漬けと5種類も乗っています。しかもクロマグロ。
大トロは脂がのりすぎていて、ちょっと重いなと感じるときもあるのですが、ここの大トロは脂がのっているのに、食べた後しつこくない。赤身も安っぽくない味。しっかりとマグロの旨味が感じられる。しかも、赤身独特の臭みがない。
大満足!
イユ汁つき。イユは奄美の言葉で魚の事。一度油で揚げてあってコクのあるお味噌汁になっています。
魚力
所在地 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋大湊26-14 せとうち海の駅 2F
TEL 0997-72-1596
営業時間 11:30~16:00(L.O.15:40頃)
定休日 水曜日
漁師料理番屋
奄美大島の人に聞くと、たいていの人がおすすめしてくれるのが漁師料理番屋。
奄美空港からも車で25分ほどと、到着した日のランチにもピッタリのお店です。
西郷隆盛が妻の愛加那と息子の菊次郎と共に暮らしていた西郷南洲流謫跡の近くにあり、観光を楽しみながらランチで利用ということもできます。
海鮮丼が人気ですが、焼魚、煮魚もおいしいと評判です。
この日は、マグロ、イカ、タコ、夜光貝、ウメイロ、海ぶどうでした。
ウメイロは鹿児島で主にとれる南国の白身魚。夜行貝も南の島に来ないと食べられない貝です。海ぶどうのぷちぷちもあたまりません。
イユ(魚)味噌とパパイヤの漬物つきです。
お椀は真っ黒!
イカ墨を使ったマダ汁です。生臭くてイカ墨パスタが苦手な筆者は、恐る恐る飲んだのですが、全然生臭くない!イカの味もそんなにしなくて、魚介の旨味たっぷりです。
具のイカもやわらかい!!
これは、また飲みたい!食わず嫌いの人がいたら、絶対飲むべきです。イカ墨のイメージが変わりますよ。
漁師料理番屋
所在地 鹿児島県大島郡龍郷町龍郷8−2
TEL 0997-62-2125
営業時間 11:30~14:00
定休日 水曜日
沖縄に比べると地味なイメージの奄美大島ですが、グルメや絶景など食べ処&見どころ満載で、しかも旅行代金がリーズナブル!レンタカーを3日間借りてガソリン満タンにして返しても、1万円でお釣りがきます。冬場は飛行機やホテル・民宿の料金もお得な料金となっているので、寒い本州からの脱出旅行にもおすすめですよ。