都会のど真ん中で楽しむ無料アウトドアシアター!今年はおいしいフードとドリンクの提供もあり!
旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。
今年で6回目を迎え、もはや品川の風物詩となっている「品川国際映画祭」が11月11日から始まりました。輝くイルミネーションの中、3つのスクリーンで世界各国から厳選されたショートムービーを楽しむことができます。今年から新たにフードやドリンクが楽しめるテントも登場。仕事帰りに1人で、カップルでデートに、高校生や大学生も気軽にふらりと立ち寄れるイベントです。
「品川国際映画祭」とは
2018年から品川インターシティガーデンで行われている無料のアウトドアシアター「品川国際映画祭」。オフィス街の公園内にスクリーンが設置され、世界各国から厳選されたショートムービーが上映されます。
2024年は新たに品川グランドコモンズ イベントプラザも参加。3つのスクリーンで全34作品を楽しむことができます。長編作品もありますが、ほとんどは最大25分のショートムービー。料金も無料なので(一部有料作品もあり)、気合入れて全作品を見るのも良し、気分転換に数本見て帰るのもいいですね。
開催期間は11月11日(月)~11月16日(土)まで。ただし、16日はスペシャルデーとなりプログラムが違います。家族で楽しめる映画「レ・ミゼラブル」を上映したり、地元品川の団体やサークルによるステージショーが行われ、1日のんびりと過ごせる特別なイベントが予定されています。
今年はテント形式のBARカウンターも登場。品川ならではのフードやドリンクを楽しむことができます。
品川インターシティガーデンは冬のイルミネーションでも話題の場所。11月11日点灯式が行われ、来年2月17日まで幻想的な光が品川インターシティガーデンを彩ります。イルミネーション見学というと混雑しているイメージがありますが、こちらは広々としたスペースに椅子やテーブルも多く、飲食するにも便利で、小さな子ども連れのファミリーにもオススメです。
イルミネーションの点灯時間は16時半から24時。
アクセスはJR品川駅徒歩5分。品川駅の港南口を出て右にまっすぐ、ペデストリアンデッキを進んでいくと会場が見えてきます。
「品川国際映画祭」作品紹介
繰り返しとなりますが、今回は3つのスクリーンで上映します。
メインスクリーンは「“つなぐ・つながる”Theater」。12日~15日の間は19時から20時50分の間に、隔日厳選された4作品を上映。
ここでの個人的イチオシ作品は11月13日の第2部の「せん」。主演中尾ミエ、監督森崎ウィンによる24分45秒のショートフィルム。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024グランプリ受賞作品です。鼻歌からはじまる優しい田舎暮らしのおばあちゃんのミュージカルと思ったら、実はとっても深い!
16日の特別プログラム以外はショートフィルムを上映しています。
“つなぐ・つながる”Theater
11月12日〜15日 第1部19:00~19:50・第2部 20:00~20:50
11月16日 18:30~21:10
「“Future Prediction” Theater」はITやテクノロジー企業が多い品川らしく、テーマは~映画で思い描く未来~。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」や「マトリックス」などSF映画を上映します。
“Future Prediction” Theater
11月12日 19:00~21:00
11月13日 19:00~21:15
11月14日 19:00~21:30
11月15日 19:00~21:30
屋内の「 “Power of Cinema” Theater」は唯一の有料シアター。映画に合わせたおいしいフードやドリンクがセットになっています。上映されるのは最近映画が地方創生や地域活性化に活かされていることもあり、地域を盛り上げる映画がセレクトされています。
出かけた11日は「キャノンマーケティングジャパンx写真家 志津野 雷」による北海道道東エリアで活動する猟師のドキュメント映像が上映されていました。セットとなっていたのは、北海道浜中町蝦夷鹿のラグーとクスクス、知床羅臼の秋鮭ときたあかりとSHO Farmのたのくろ豆のマッシュサラダ、Edible KAYABAENのハーブグリーンティ。北海道が目と舌で味わえますね。
ここでも個人的イチオシをあげるとすると、11月13日の「釜石ラーメン物語」でしょうか。昔、24時間働く釜石製鉄所の人のために作られたという釜石ラーメン。そんな釜石ラーメンのお店を舞台とした家族の再生の物語。釜石の地酒「浜千鳥」を飲みながら鑑賞できるというのが楽しいですね。お土産にインスタントの釜石ラーメンがもらえますよ。
Power of Cinema” Theater上映時間
11月12日~15日 19:00~
※作品により上映時間は多少前後します。あらかじめご了承ください。
今だけの特別メニューも!
仕事帰りや学校帰り、映画は見たいけれどお腹が空いた…という人も、今年はテント形式のBARでおいしいフードとドリンクが味わえます。
「ザ・カレーアワーズ」では、品川にある食肉市場で仕入れた国産の牛スジ肉を使用した特製スパイスカレーを提供。とろとろに煮込まれた牛スジが力を入れなくても、口の中でホロホロと蕩けていきます。複雑に調和するスパイスと相まって、スプーンがとまらなくなるおいしさ!
品川の煮込み料理専門店「あかねこ」からは牛スジの煮込みとからあげ。どちらも港区にある23区唯一の酒造東京港醸造の吟醸酒粕をふんだんに使用しています。
煮込みに入っている牛スジがデカい!なのに、じっくり煮込まれているからか、適度な弾力を残し、噛むと旨みがじゅわ〜っと広がります。肉の旨味を吸った大根やこんにゃくも絶品。
ガツンとニンニクのきいたタルタルソースと一緒に食べるからあげは、これぞ大人の味。
ドリンクでは「ジャックダニエル」で、テネシーウィスキージャックダニエルとコラボしたドリンクをいただこう!ジャックテネシーハニーピンクグレープフルーツスピリッツは、蜂蜜の甘さとグレープフルーツの酸味が女性も飲みやすいカクテル。なんといってもSNS映えしますぞ。
他にもUKナンバーワンの呼び声の高いクラフトビール「ブリュードッグ」や、熊本の鹿肉や猪肉を使用したグルテンフリーのジビエドッグが話題の「RICEHACK Gluten-free Bakery」など、映画祭を盛り上げるメニューが揃っています。
飲食エリア運営時間
11月11日~11月15日17:00~22:00(L.O.21:30)、11月16日11:30~22:00(L.O.21:30)
映画を身近に!
今はVODやSVDOを利用してスマホやタブレットでいつでも映画が見られるようになったけれど、もともと映画は大画面で見るように作られているもの。しかも日本では海外ほどアウトドアシアターが楽しめる場所が多くありません。今回はとっても良い機会だと思いませんか?
学生やちょこっと休みたいだけという人は、2階にコンビニがあるし、品川駅にはスーパーやテイクアウトのお惣菜もいろいろあります。
ほんのちょっとの息抜きにもピッタリなのがショートフィルム。この機会にぜひ出かけてみてくださいね。
品川国際映画祭
開催場所 品川インターシティ(東京都港区港南2-15-2)・品川グランドコモンズ(東京都港区港南2-16)
開催期間 2024年11月11日(月)~11月16日(土)
入場無料(一部有料上映あり)
公式ホームページ 品川国際映画祭(外部リンク)
取材協力:品川国際映画祭
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