【交野市】駅前の「オアシス」になれるか 河内磐船駅前で猛暑対策の「パーゴラ」完成
年明け以降、JR河内磐船駅前や同星田駅前で進む猛暑対策工事についてお伝えしましたが、3月9日午前に所要のためJR河内磐船駅を訪れたところ、工事が終わっているのを確認しました。
この工事は、交野市が進めていた「駅前広場猛暑対策工事」。同駅南側のロータリー前に、猛暑対策として格子状の屋根を持つ構造物の「パーゴラ」を設置するためのものでした。
黒い色の支柱3本に、茶色い格子状の屋根が支えられています。前回取材した際に確認した工事看板によると、工期は3月4日までとなっていましたので、完成ホヤホヤですね。
パーゴラの西側に立ち、東に向かって屋根を見上げてみると、格子の間から上空が見えます。これに対して、東側から西に向かって屋根を見上げると、上空は遮られて見えません。屋根は、あたかも1枚物の波型の板のようです。
この日はあいにく曇りがちの天候のため確かめられませんでしたが、この屋根の構造なら、特に昼前から夕方にかけての強い日差しをさえぎる効果があるのではないかと思われました。格子状なので、屋根の下の気温上昇をある程度抑える効果も見込めるのかもしれません。
猛暑の季節まであと3〜4か月。駅前のパーゴラは市の期待通り、猛暑対策のツールとして効果を発揮するでしょうか。夏が来たら改めて確認しに行ってみようと思います。