【交野市】冬の間に夏への備え 河内磐船駅前で猛暑対策工事が進行中
先日、JR河内磐船駅の改札口を抜けて駅の南側に出ると、ロータリー沿いの歩道上で工事が行われているのに気づきました。これは一体、何の工事でしょうか。
工事用のガードフェンスで囲われているのは、ざっと見る限り約2m×約10mほどの範囲です。フェンスの中をのぞいてみると、約1m四方の大きさにくり抜かれている箇所が複数あります。くり抜かれた箇所の中には鉄筋が設置されており、おそらくは柱のような部材を設置するためのものと思われました。
フェンスの金網にある工事看板を見ると、工事名は「駅前広場猛暑対策工事」、発注者は「交野市都市整備部道路河川課」とあります。工事は、昨年の12月4日から始まった模様です。
交野市による猛暑対策とは、一体どういうものなのか。工事看板の横にあった掲示物の上部には、「写真のような製品(パーゴラ)を設置します。」という文字があり、その下に日除け用と見られる構造物と、構造物によって作られた日陰にいる人々の写真がありました。
「パーゴラ」とは、木材などで組んだ格子状の屋根を持つ構造物を指します。交野市は、猛暑の季節に備えて河内磐船駅前にこのパーゴラを設置するようです。なお、写真にはベンチも写っていましたが、その左下に「※本工事ではベンチは設置しません。」と注意書きが記されていました。
工事看板によると、工期は3月4日までの予定。桜の季節には、パーゴラの完成した姿を見られることでしょう。