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子育てが圧倒的に楽になる!我が家がやめた家事育児6つ【ひき算育児】

ねんねママ(和氣春花)乳幼児育児アドバイザー

家事育児はやることがたくさんあって大変ですよね。

私自身、元々できるだけきちんとやりたい!!というタイプで1人目が赤ちゃんの時代は苦労しました。

「肩の力を抜いて」「がんばらなくていいのよ」と言われてもなかなか刺さりませんが、私自身は身の回りのママで本当に肩の力が抜けている人をみることで「自分も楽になっていいんだ!」と思えたんです。

この記事では2児の母でもあるねんねママがやめた家事・育児の事例をお伝えし、

「この部分なら捨ててもいいかも」

「これはやらなくていいかも」

と皆さんに思っていただくことで子育てが楽になるお手伝いができればと思います。

家事をやめたといってもネガティブな意味ではなく、やらなければいけないタスクを引いていく「ひき算」の考え方です。やめても問題なく楽になれることがあるのでご紹介します。

我が家の平日スケジュール

まずは我が家のスケジュールから紹介します。

※子どもが二人とも保育園の頃です。現在は小学校が始まり1時間ぐらい前倒しで生活しています。

下の子が20~21時に、上の子が22時に寝る生活の中で夫婦ともにフルタイムで仕事をしているので家事をする時間がなかなかとれません。

だからいろんなことを相当やめています。

やめた家事育児①素敵なご飯を作ること

料理は主に私が担当していますが、迎えに行くギリギリまで仕事をしているので準備・片付けにかかる時間はなるべくかけないように圧縮しています。

夫も「素敵な料理じゃなくていい」「こだわらなくていい」とよく言ってくれています。(洗い物も増えますしね)

献立ですが、米 みそ汁 納豆 以上!なんて日も。

主食があって、

みそ汁や野菜スープがあって、

冷凍食品でもいいから肉などあれば充分!

小鉢はいらない!

というスタンスです。

以前YouTube動画でコールドミールの話をしたこともありますが、火を使わない料理、例えばレンジで済むものや納豆や豆腐のように冷凍庫から出すだけで済むものを活用して楽できるようにしています。

やめた家事育児②部屋をきれいに片づけること

掃除は主に夫担当ですが、以前YouTube動画でもお話したように洗濯物を畳むのをやめました。乾燥機から投げ込み収納です!

整理整頓された家に住むのは20年後できるので掃除は完璧にやりすぎず、この環境でも皆楽しく過ごせているならいいじゃん!と思っています。

そんな我が家ですが、

  • 月に一度大清掃
  • 定期的に友達を呼ぶ(整理整頓する)
  • 定期的に物を捨てる

と日常的な掃除はやめつつも、片づけるタイミングを作るようにしています。

やめた家事育児③生活リズムなど完璧を目指さない

私は元々、寝かしつけの時間を相当気にするところがあって、お昼寝をさせないと!寝かせないと!と必死になっていました。

それも今は「機嫌よく起きてるならよくない?」とやめています。

外出しているときに、赤ちゃんが起きていられる目安の時間を超えて起きていても良しとすることにしました。眠かったら本人も移動中になんとか寝るだろう、もしくは夕飯を作っている間おんぶして寝かせよう…など後で調整すれば良いと考えて無理することはやめた結果、とても楽になったんです。

やめた家事育児④寝かしつけ

寝かしつけはしていません、寝るための抱っこでゆらゆら…などはしていません。

我が家の寝かしつけは寝室に連れて行って絵本読んだり一緒に過ごして、電気を消しておやすみ、バイバイ~とドアを閉めるまでが寝かしつけです。

これは捨てたというより、前向きになくしました。

YouTube動画でもお話していますが、元々こうだったわけではなく手順を踏み実行してなくしたので、寝かしつけに関しては本当にラクしています。

やめた家事育児⑤続けるのが大変だった授乳や離乳食作り

「大変だな」「続けるのが大変だな」と思うことはすぐやめるようにしました。

例えば授乳はやりたくてやっていましたが段々ストレスになってきたのでやめましたし、離乳食を作るのも大変なのでベビーフードを活用しました。

授乳や離乳食に限らず、無理をして自分が疲弊したり良くない結果につながるのであればやめよう!と思っています。

やめた家事育児⑥デジタルツールの禁止

我が家は他の家庭で制限されているものが解禁されている割合が高いと思います。

テレビの画面で一緒に見るなどルールは設けていますがYouTubeは見せており、コミュニケーションツールのひとつにもなっています。(ある程度見たら「あっちで遊ぼうよ」と誘導したりもします)

なるべく見せない方が良いとわかっているけれど、実際回らないことってありますよね。親も笑顔でいられるなら、頼れるものは頼って良いんじゃないでしょうか。

おわりに

家事育児の他に、私は安定を捨てて会社を辞めました。

これは皆が皆できる選択ではないと思いますが、会社を辞めるに限らず、意外とみんな「これをもっていなくては!しなければ!」という思い込みがあるのではないでしょうか?

「ご飯はしっかり作らないと!」

「昼寝させなきゃ!」

「デジタルはだめ!」

など固執しすぎるのではなく、全体的にゆるくやっていくことで笑顔でいられるなら受け入れた方が楽になりますよ。私はその思考で、生きているだけでハッピーです!

我が家は100点はもちろん、50点も目指してないけれどみんな笑顔だったらいいと思っています。

読んでくださった皆さんがそんな感じでいいんだ!と思って楽になっていただければ嬉しいです。

▼YouTube動画では仕事のことも含めお話しています。1

乳幼児育児アドバイザー

乳幼児育児アドバイザー。小児スリープコンサルタント。0-3歳モンテッソーリ教師。株式会社mominess代表。YouTube「ねんねママのもっとラクする子育て情報局」やInstagramなどで乳幼児の育児に関する発信を続け、2024年現在、SNSの総フォロワーは19万人超。運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』『〇✕ですぐわかる!ねんねのお悩み消えちゃう本』がある。

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