【姫路市】すっと染み入る白いオリジナル牛骨スープはあらゆる鍋物のベースに。本格韓国料理をワイワイと
アンニョン! 姫路駅前に7月から登場している「韓国バル YOGI」は豚ちゃんのイラストが目印。「ご飯はどう」「お酒はどう」と聞いてくれています。食べるよ、飲むよ、とのことで行ってきました。
フレンドリーな姉妹とホームパーティー気分
ソン ウン ジュさん、イム ヘ ジンさん姉妹の店。「家に友人を招いてチヂミやキムチなどを振る舞うと好評で、それを多くの人に」とオープンの理由を話すソンさん。イムさんはヤンニョムチキンやトッポッキが得意です。2人がそろうと最強過ぎる本格韓国料理のラインアップ。
肉類に鍋ものに一品に、メニューは約50種類。それぞれにボリュームがあります。YOGIは韓国語で「ここ」「お腹を満たす」という意味だから、店名そのもの。
壁にはイムさんが描いたキュートな絵と「今ここで幸せになりましょう」といった前向きな言葉の数々が。すでにハッピーだ。
キムチの味がすべてを物語っている。辛さがすぐにうま味と入れ替わり、うま味がしばらくとどまっているような。ジャガイモやレンコンの炒め物、モヤシナムルのお通しでも本格派の味わいだと確信できました。
調味料、青唐辛子、ゴマの葉や韓国カボチャなどは東京や大阪の韓国食材店から調達しています。
この日はカウンター6席、4テーブル20席がほぼ埋まり、ホームパーティー風の温かな賑わい。姉妹もスタッフもフレンドリー、お客さんとの距離感が近いのが特徴です。
全メニューとも昼夜オーダー可
YOGIオリジナルの“命のスープ”といえるのが、牛骨スープ。煮込み続け、継ぎ足して「コリゴムタン」(テールスープ)をはじめ、あらゆる鍋料理のベースとして使われています。
牛肉を別に煮込み、スープと合わせて完成。
千姫は「コリゴムタン」を。
スープを一口、そしてまた一口。すっと染み入る。例えるなら、思い通りにいかなかった日に包み込んでくれるような優しさ。塩とコショウを少々プラスしました。
牛テールはコクがありながら、後味はさっぱりしています。
外側はサクッ、内側はモチッな「海鮮チヂミ」の独特なタレにも魅了されました。お酢をアクセントに加えているのは、ここだけの秘密ね。
日本でいうところの焼き餃子「マンドゥ」。具材は豚肉や春雨、ニラやキャベツで、すっきりとしたチャミスルと相性がいいかも。
どんどんオーダーが入っていた「キムパ」を千姫も。
海苔にご飯、沢庵、ソーセージ、卵、ニンジン、ゴボウ、キュウリ、かまぼこをのせて、くるりと。
お腹がいっぱいでもキムパは別腹!
ランチは日替わりのおかず5種とご飯付き。ランチメニューにない「コリゴムタン」やメニューにさえ掲載されていない牛骨スープ「ソルロンタン」(ツラミ肉入り)もオーダー可。臨機応変に対応してもらえます。
帰り際、振り返って豚ちゃんのイラストに「食べたよ、飲んだよ」と心の中でつぶやいた千姫。あきらかに食後は食前と比べて幸せ度がアップしていた。
韓国バル YOGI
兵庫県姫路市西駅前町23-4
電話番号:079-287-8346
営業時間:11:30~14:30(LO14:00) / 17:00~22:30(LO22:00)
定休日:月曜 ※日曜はランチ休み
駐車場:なし