Yahoo!ニュース

一力遼棋聖 世界チャンピオンまであと1勝 応氏杯決勝五番勝負で2連勝の陰にあの人あり

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
一力遼棋聖=2020年8月、筆者撮影

やりました! 一力遼棋聖が「第10回応氏杯世界選手権決勝五番勝負」で謝科九段(中国)に2連勝し、初の世界タイトルまであと1勝としました。

一力棋聖は5月から公式戦13勝1敗と、ただ今絶好調。1敗は国手山脈杯2回戦での申眞諝九段(韓国)に喫したものです。お気づきでしょうか。応氏杯は変則ルール(秒読みがなく、持ち時間が切れたらコミを払う)のため、公式戦にカウントされていません。なので、本当は、応氏杯予選の2勝と1,2回戦、そして柯潔九段(中国)との準決勝三番勝負での2勝1敗がプラスされるほど勝っているのです。

この記事は有料です。
内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバーをお申し込みください。

内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバー 2024年8月

税込330(記事3本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

内藤由起子の最近の記事