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対局が終わった夜 朝9時から翌日の夜まで2日間対局したあとの話です

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
名人戦第5局。一力遼棋聖(左)と芝野虎丸名人(右)=2024年10月、筆者撮影。

対局終わりの夜、棋士たちは何をして過ごすでしょうか。

棋士は「頭脳アスリート」。対局が終わると1~2kg体重が減るというほど、脳をフル回転させています。疲れ果てて、多くの棋士は夜眠れないといいます。

眠るためにもどうするか、という話です。

ひと世代前(50歳代以上でしょうか)の棋士のほとんどは、お酒を飲みに出かけたものです。私もよく誘っていただき、朝までお付き合いさせていただいたことは何度もあります。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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