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観戦記者の終わりかた

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
第49期名人戦第4局。奥の右側が春秋子記者=2024年10月11日、筆者撮影

今回は、囲碁観戦記者や囲碁ライターがいつまで活動、活躍するのかについてお話したいと思います。

囲碁ライター、囲碁観戦記者はほとんどの人がフリー(個人事業主)なので、定年などはありません。しかし終わりはいつかは来ます。

20数年前から私は名人戦の観戦記者をやっています。きっかけは、朝日新聞の囲碁担当記者のかたから声をかけていただいたことによります。

最初は朝日新聞夕刊にアマ十傑戦や学生十傑戦の観戦記を書いていました。

第21期名人戦挑戦手合の最中に観戦記者の「阿修羅」さんが急死され、一人欠けたので第22期から観戦者の仲間に入れていただくことになりました。

阿修羅さんは80歳過ぎのご高齢だったといいます。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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