【京都市西京区】旬の夏野菜って何があるの? キュウリやトマトに赤タマネギ、ズッキーニなど並んでた!
毎日、暑い日が続いていますね! 体もしんどくなるこの時期ですが、積極的に野菜を食べたいものです。2024年6月11日に夏野菜の出荷が始まっている西山山麓に出かけて行きました。
紫式部の氏神様でもある大原野神社への参道の途中にあるJA京都中央大原野支店前集出荷場には、朝採れたばかりの瑞々しい野菜たちが並んでいます。この時期は、とても美味しそうなトウモロコシ、トマトやキュウリ、新玉ねぎに青菜や赤玉ねぎ、ズッキーニなどもならんでいます。
大きなキュウリが5本も入って150円って! さすが安い。この6月から大原野農産物直売所(マルシェ大原野)運営協議会の新会長に就任した北村貢さんに伺うと「小塩山山麓の外畑あたりの涼しい気候ですくすく育つので良質で大きなキュウリが採れる」のだそう。
丸いズッキーニは、肉類との油炒めが相性が良く、揚げ物や煮物などどんな料理にも合わせることができる野菜です。三度豆は、種まきから開花までの期間が短く、年に3回ほど栽培できることからその名があります。実が大きくて皮が柔らかく調理しやすいのが特徴です。
路地裏栽培のプチトマトも美味しそう。ここに来ると思わず買い過ぎてしまいます。それでも財布にめちゃ優しいのが嬉しいですね! 6月下旬からは、いよいよピーマンやなすなども出だすそうですので楽しみです。帰り道に柿街道に立ち寄ると、千文農園さんの店頭にたくさんの新玉ネギや赤玉ネギ、キタアカリなどが並んでいました。こちらも大振りの逸品が格安で販売されていました。
京都盆地西縁の小塩(おしお)山麓に広がる大原野は、京都市内で最大級の農地面積を誇る近郊農業が盛んなエリアです。勝持寺や大原野神社のほか、小塩山中腹には金蔵寺、三鈷寺、善峰寺、十輪寺などの古刹も数多くあって、竹林と広大な田畑が広がっています。
「この地域の農業を何とか継続、発展したいとの思いから、「なんやかんや大原野」としてチームを作って、地域住民の人たちを中心に続けてきたマルシェもこの7月で8周年となります。西山三山の善峯寺や柳谷観音では、アジサイも見ごろを迎えているようです。是非、オーバーツーリズムとは無縁な西山地域へお立ち寄りください。
「マルシェ大原野」(なんやかんや大原野)(外部リンク)京都市西京区大原野灰方町179 075-331-0211