ファミレスでこの豪華さ!「ロイヤルホスト」流のシンガポールフェア
高級感があり、ホスピタリティ溢れるファミリーレストラン「ロイヤルホスト」がすごいフェアを開催中です。その名も「フュージョンセレクション」。これは、世界各国の料理をロイヤルホスト風にアレンジしたもので、まさにフュージョン(融合)をテーマにしています。
実は、ロイヤルホストは1974年以来、海外各国料理フェアを実施していて、その歴史とノウハウを元に、新たな食の楽しみ方を発信しているのです。
その第1弾が「シンガポール」!!
実はシンガポールフェアは1998年、2018年に続いて3回目の開催となります。
では、さっそく料理をみてみましょう!
名物料理をアレンジ!「海老と帆立のシンガポール風チリソース」
シンガポール名物のカニのチリソース炒めである「チリクラブ」をイメージしたという「海老と帆立のシンガポール風チリソース」。中華料理の“エビのチリソース”にも似ていますが、チリソースに溶き卵を加えてマイルドに仕上げているのが特徴です。
エビのグリルをはじめとするシーフード盛りだくさんのプレートにビックリですよ。
エビ、ホタテ、ムール貝に、ホウレン草、ポテトに溶き卵を加えたチリソースを絡めています。さらに、前菜として「サラダ」、「コンソメジュレ&フラン仕立て」、エビを挟んだり、ソースをつけたりして食べる「割包」という中華蒸しパンがセットになっています。
まずは、そのままエビを楽しんで、そのあとは、ぜひ中華蒸しパンに挟んで食べてみてください。もう、エビのプリップリさがお見事!甘みがあって食べ応え抜群ですよ。
ソースに卵が入ることで、辛いものが苦手な人でも気にならない程度にまろやかになっています。シーフードのうま味や甘みがソースにとてもマッチしていて、ソースをぬぐうように最後まで楽しめます。
実は、このフェアのポイントとなるのが「ソース」です。シンガポールでは一般的に使われる調理用のソースに、「赤」色のチリソースと「黒」色のブラックペッパーが人気です。様々な料理に使われていて、今回のフェアでも採用されています。
では、ブラックペッパーの「黒」はどんな料理があるでしょう。
胡椒の刺激が病みつきに!「シンガポール風ブラックペッパーライス」
今回のフェアでは、先ほどのチリソース同様にブラックペッパーバージョンの「海老と帆立のシンガポール風ブラックペッパーソース」があるのですが、私が注目したのは、ブラックペッパーソースを使ったバターライスです。
ブラックペッパーのソースで味付けしたバターライスの上にはどーーんとエビのグリルがたっぷりと!さらにムール貝も入っていて、これは贅沢ですね。
提供の際に、「別添えのブラックペッパーソースは辛みが強いので、調整しながらかけてお召し上がりください」とお声がけがありました。ソースは別添えになっていて、エビのグリルにかけて楽しみましょう。
ほぉ!!!これは、本当!ブラックペッパーの刺激が口いっぱいに広がります。私はブラックペッパー好きなので、大変好みのソースです。本当においしい。こちらは、醤油やオイスターソースにブラックペッパーが加わって、うま味とコクと刺激がバランスよくソースになっています。思わずライスの方にもたっぷりとかけて食べてしまいました。
セットになっているサラダやフラン仕立てもおいしくて大満足です。ソースも美味なのですが、エビの存在感がここまでしっかりあるのって、さすがロイヤルホストだと感心します。ここがファミレスだということを忘れてしまいますね。
他にも、ロイヤルホストで人気の「黒×黒ハンバーグ」のミニサイズ、アンガスステーキ、エビのグリルを盛り合わせた「トリプルグリル ブラックペッパーソース」やオマール海老を殻付きのままジューシーに焼き上げた「オマール海老のグリル ブラックペッパーソース付」などが揃っています。
今回のシンガポールフェアは、6月中旬までの開催です。「フュージョンセレクション」は、今後も世界各国をテーマに展開されるとのことなので楽しみですね。
ロイヤルホストはシンガポールに進出予定
実は、先日あるニュース記事を目にしました。それは、「ロイヤルホストがシンガポールに進出する」ということです。それも海外初出店だそうですよ。
過去のシンガポールフェアでも、シンガポールの国民食である茹で鶏を使った「チキンライス」や「チリクラブ」をメニューに採用したり、シンガポール観光局と協力してキャンペーンを実施したり、シンガポールとのつながりは以前からあったので、現地での展開がとても楽しみです。
◆ロイヤルホスト
https://www.royalhost.jp/
◇アジアンフードの愛好家、恋アジ伊能すみ子の
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