梅雨や夏を乗り切るパワーフード!シンガポール肉骨茶の店「6肉骨茶」がオープン
気温上昇!エスニックフードの季節到来です。じめじめとした梅雨や暑い夏に体調を崩さないようにガッツリ食べたい時にぴったりな南国シンガポールの名物料理が「肉骨茶(バクテー)」です。
肉骨茶とは、豚スペアリブの漢方スープのことで、その昔シンガポールの労働者たちがさばいた後の豚肉の骨をスープにして労働前に食べたのが始まるとされる料理です。(諸説あり)現地では肉骨茶の専門店も数多くあり、行列ができるほどの人気グルメとなっています。
そんなシンガポールの肉骨茶を日本で食べられる店が、ソフトオープンを経て4月8日神奈川・藤沢市にオープンしました。小田急電鉄江ノ島線「六会日大前駅」の目の前にあることから、「6肉骨茶(シックスバクテー)」と名付けられ、オーナーさんがシンガポール肉骨茶好きということで始めたお店とのことです。
ガッツリとコショウを効かせた漢方スープ
店内は、エメラルドグリーンを基調とした広々とした空間で、倉庫街にあるカフェという感じでしょうか。シンガポールの現地の人たちが利用するコピティアム(コーヒーショップ)のような雰囲気にも似ています。
ランチタイムのセットには、ジャスミンライス、油条(揚げパン)、茹で青菜、唐辛子入り醤油がついていて、どれも肉骨茶に欠かせない定番のセットになっています。日本ではまだ食べたことのない人も多いと思うので、さっそく、肉骨茶の食べ方をご紹介しましょう。
【肉骨茶おすすめの食べ方】
1.スペアリブ入りの肉骨茶。実は主役はスープです。まずはスープの味をお楽しみください。
2.スペアリブを手でつかんで唐辛子入りの醤油につけて食べます。
3.油条をスープに浸して食べます。
4.ごはんをスープに入れて食べます。
スープにはコショウが効いていて、その刺激がまたひと口、またひと口とすすむクセになる味です。ニンニクをはじめとする漢方を加えてスペアリブと一緒に煮込んでいるので香りの豊かさを感じられます。骨から肉がするりと外れて柔らかく仕上がっているので、長時間丁寧に煮込まれていたのがわかります。肉につけて食べる醤油はとろみのあるコク深い黒醤油で、肉のうまみと相まっておいしいです。
油条はアジア圏ではおなじみの揚げパン。スープに浸すことで口の中でジュワッとスープが溢れてきて肉骨茶には欠かせません。さらに、ごはんはスープに加えることでお茶漬けのように食べられるので、最後にさらりと締めくくれます。ごはんは長粒米のジャスミンライスなので、私たちが日常的に食べている日本のお米よりも粘度が低く、さらさらと食べられるのです。
嬉しいことに肉骨茶のスープはおかわりが自由、無料だというのですからびっくりです。先ほども書いたように肉骨茶の主役はスープ。現地シンガポールでは、ほとんどの店でスープのおかわりができて、まるでわんこそばのようにつぎ足してくれます。しかし、日本ではスープをおかわりできる店はほとんどありません。なので、スタッフさんが熱々のスープを入れたポットを持って回ってきてくれた時は感動しました。
ランチタイムには、他にもシンガポール名物の海南チキンライスや炒飯、ココナッツミルクのジャムのカヤトーストなどが食べられます。
また、シンガポールグルメのひとつである紙で包んで揚げるペーパーチキンがディナータイム限定で提供されています。アルコールの種類も多いので、夜も楽しめそうですね。
いかがでしたか?居心地のよい空間でいただく肉骨茶。まるでシンガポールにいるような感覚になりますよ。梅雨の時期や暑い夏にガッツリ楽しんでくださいね。
【6肉骨茶(シックスバクテー)】
神奈川県藤沢市亀井野1-7-9 鳥居ビル201
0466-47-3939
月曜日から土曜日
ランチ 11:00~15:00(L.O. 14:30)
ディナー 17:30~22:00(L.O. 21:00)
日曜日
ランチ 11:00~15:00(L.O. 14:30)
ディナー 17:30~20:00(予約のあった場合のみ営業)
※上記営業時間は6月1日から。
詳細は最新の店舗情報でご確認ください。
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