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祝!Jリーグ20周年。5分でわかる20年史

小野寺俊明スポーツPRコンサルタント/スポーツ企画工房 代表取締役

Jリーグが5月15日に20周年を迎えた。そこで20年を駆け足で振り返ってみよう。歴代優勝、昇格、降格クラブ。そしてMVPに得点王、ベスト11。長いようで短い、短いようで長い20年…。

◆1992年

Jリーグ開幕を控えたプレ大会としてヤマザキナビスコカップを開催。Jリーグ参加の10クラブが総当たり1回戦のリーグを戦った後、4位までがトーナメントを行った。

・ナビスコカップ優勝:V川崎

・天皇杯優勝:横浜M

◆1993年

5月15日、V川崎-横浜M(国立競技場)の試合でJリーグが開幕。Jリーグ初ゴールはマイヤー(V川崎)。サントリーシリーズ(1stステージ)は鹿島が優勝。NICOSシリーズ(2ndステージ)はV川崎が優勝し、チャンピオンシップも制覇。

・Jリーグ優勝:V川崎(1st:鹿島/2nd:V川崎)

・ナビスコカップ優勝:V川崎

・天皇杯優勝:横浜

・Jリーグ参加クラブ:鹿島、市原、浦和、V川崎、横浜M、横浜F、清水、名古屋、G大阪、広島

・MVP:三浦知良(V川崎)

・得点王:ラモン・ディアス(横浜M)28点

・新人王:澤登正朗(清水)

・ベスト11:松永成立(横浜M)、大野俊三(鹿島)、柱谷哲二(V川崎)、ペレイラ(V川崎)、井原正巳(横浜M)、堀池巧(清水)、サントス(鹿島)、本田泰人(鹿島)、ラモス瑠偉(V川崎)、三浦知良(V川崎)、ラモン・ディアス(横浜M)

◆1994年

平塚と磐田が参入し、12クラブで開催。広島が1stステージで優勝するも、2ndステージを制したV川崎が2年連続で年間優勝とナビスコカップ優勝。

・Jリーグ優勝:V川崎(1st:広島/2nd:V川崎)

・ナビスコカップ優勝:V川崎

・天皇杯優勝:平塚

・MVP:ペレイラ(V川崎)

・得点王:オルデネビッツ(市原)30点

・新人王:田坂和昭(平塚)

・ベスト11:菊池新吉(V川崎)、ペレイラ(V川崎)、井原正巳(横浜M)、名塚善寛(平塚)、柱谷哲二(V川崎)、北澤豪(V川崎)、ラモス瑠偉(V川崎)、ビスマルク(V川崎)、ベッチーニョ(平塚)、武田修宏(V川崎)、高木琢也(広島)

◆1995年

C大阪と柏が参入し、14クラブで開催。2回戦総当りのステージを2回行い、年間52試合を行ったため、ナビスコカップは行われなかった。V川崎の3連覇を阻み、横浜Mが初の年間優勝。

・Jリーグ優勝:横浜M(1st:横浜M/2nd:V川崎)

・天皇杯優勝:名古屋

・MVP:ドラガン・ストイコビッチ(名古屋)

・得点王:福田正博(浦和)32点

・新人王:川口能活(横浜M)

・ベスト11:菊池新吉(V川崎)、相馬直樹(鹿島)、井原正巳(横浜M)、ブッフバルト(浦和)、鈴木正治(横浜M)、柱谷哲二(V川崎)、ビスマルク(V川崎)、福田正博(浦和)、三浦知良(V川崎)、ストイコビッチ(名古屋)、森島寛晃(C大阪)

◆1996年

福岡と京都が参入し、16クラブで開催。この年は2回戦総当たりの1シーズン制で行われ、鹿島が初の年間王者。ナビスコカップは清水が制した。

・Jリーグ優勝:鹿島(1ステージ制)

・ナビスコカップ優勝:清水

・天皇杯優勝:V川崎

・MVP:ジョルジーニョ(鹿島)

・得点王:三浦知良(V川崎)23点

・新人王:斉藤俊秀(清水)

・ベスト11:楢崎正剛(横浜F)、相馬直樹(鹿島)、井原正巳(横浜M)、ブッフバルト(浦和)、ジョルジーニョ(鹿島)、前園真聖(横浜F)、山口素弘(横浜F)、名波浩(磐田)、三浦知良(V川崎)、ストイコビッチ(名古屋)、岡野雅行(浦和)

◆1997年

神戸が参入し、17クラブで開催。2ステージ制に戻された。この年から選手が付ける背番号が固定制(それまではポジションごと)。磐田が初優勝。鹿島はナビスコカップと天皇杯の2冠。

・Jリーグ優勝:磐田(1st:鹿島/2nd:磐田)

・ナビスコカップ優勝:鹿島

・天皇杯優勝:鹿島

・MVP:ドゥンガ(磐田)

・得点王:パトリック・エムボマ(G大阪)25点

・新人王:柳沢敦(鹿島)

・ベスト11:大神友明(磐田)、相馬直樹(鹿島)、井原正巳(横浜M)、秋田豊(鹿島)、ビスマルク(鹿島)、中田英寿(平塚)、山口素弘(横浜F)、名波浩(磐田)、ドゥンガ(磐田)、中山雅史(磐田)、エムボマ(G大阪)

◆1998年

札幌が参入し、17クラブで開催。翌年からのJ2開幕に合わせ、J1を16クラブとするため、J1参入決定戦が行われ、札幌の降格が決定。2年連続で磐田と鹿島がステージ制覇を分けあい、年間優勝は鹿島。

・Jリーグ優勝:鹿島(1st:磐田/2nd:鹿島)

・ナビスコカップ優勝:磐田

・天皇杯優勝:横浜

・J2降格:札幌

・MVP:中山雅史(磐田)

・得点王:中山雅史(磐田)36点

・新人王:小野伸二(浦和)

・ベスト11:楢崎正剛(横浜F)、相馬直樹(鹿島)、田中誠(磐田)、秋田豊(鹿島)、小野伸二(浦和)、奥大介(磐田)、藤田俊哉(磐田)、名波浩(磐田)、ドゥンガ(磐田)、中山雅史(磐田)、柳沢敦(鹿島)

◆1999年

横浜フリューゲルスが横浜マリノスと合併、横浜F・マリノスになった。磐田が連覇を果たし、ナビスコカップは柏が初優勝。また、J2が10クラブで開幕。川崎とFC東京がJ1昇格、浦和、平塚がJ2に降格した。

・Jリーグ優勝:磐田(1st:磐田/2nd:清水)

・ナビスコカップ優勝:

・天皇杯優勝:名古屋

・J2参加クラブ:仙台、山形、大宮、FC東京、川崎F、甲府、新潟、鳥栖、大分

・J1昇格:川崎F、FC東京

・J2降格:浦和、平塚

・MVP:アレックス(清水)

・得点王:黄善洪(C大阪)24点

・新人王:中澤佑二(V川崎)

・ベスト11:真田雅則(清水)、中澤佑二(V川崎)、斉藤俊秀(清水)、森岡隆三(清水)、中村俊輔(横浜FM)、アレックス(清水)、伊東輝悦(清水)、澤登正朗(清水)、福西崇史(磐田)、ストイコビッチ(名古屋)、黄善洪(C大阪)

◆2000年

1stステージはC大阪が最終節で敗れ、横浜FMが逆転優勝。2ndステージは首位・鹿島と2位・柏が最終節で直接対決したが、引き分けで鹿島が優勝。チャンピオンシップも制した。また、鹿島はナビスコカップ、天皇杯も優勝し、史上初の3冠を達成。J2は水戸が参入し、11クラブで開催された。

・Jリーグ優勝:鹿島(1st:横浜FM/2nd:鹿島)

・ナビスコカップ優勝:鹿島

・天皇杯優勝:鹿島

・J1昇格:札幌、浦和

・J2降格:京都、川崎F

・MVP:中村俊輔(横浜FM)

・得点王:中山雅史(磐田)20点

・新人王:森崎和幸(広島)

・ベスト11:高桑大二朗(鹿島)、秋田豊(鹿島)、洪明甫(柏)、松田直樹(横浜FM)、明神智和(柏)、中村俊輔(横浜FM)、稲本潤一(G大阪)、森島寛晃(C大阪)、ツゥット(FC東京)、中山雅史(磐田)、西澤明訓(C大阪)

◆2001年

1stステージは磐田が独走で優勝。2ndステージは鹿島が勝ち点1差で磐田を振り切り優勝。そのままチャンピオンシップも制し、2連覇。J2は横浜FCが参入し、12クラブで開催された。

・Jリーグ優勝:鹿島(1st:磐田/2nd:鹿島)

・ナビスコカップ優勝:横浜FM

・天皇杯優勝:清水

・J1昇格:京都、仙台

・J2降格:福岡、C大阪

・MVP:藤田俊哉(磐田)

・得点王:ウィル(札幌)24点

・新人王:山瀬功治(札幌)

・ベスト11:ヴァンズワム(磐田)、大岩剛(磐田)、秋田豊(鹿島)、名良橋晃(鹿島)、小笠原満男(鹿島)、福西崇史(磐田)、藤田俊哉(磐田)、服部年宏(磐田)、中田浩二(鹿島)、ウィル(札幌)、柳沢敦(鹿島)

◆2002年

日韓ワールドカップが開催された年。1st、2ndステージとも磐田が優勝し、初めてチャンピオンシップ開催せずに優勝が決まった(1996年を除く)。

・Jリーグ優勝:磐田(1st:磐田/2nd:磐田)

・ナビスコカップ優勝:鹿島

・天皇杯優勝:京都

・J1昇格:大分、C大阪

・J2降格:広島、札幌

・MVP:高原直泰(磐田)

・得点王:高原直泰(磐田)26点

・新人王:坪井慶介(浦和)

・ベスト11:曽ヶ端準(鹿島)、鈴木秀人(磐田)、田中誠(磐田)、松田直樹(横浜FM)、小笠原満男(鹿島)、福西崇史(磐田)、藤田俊哉(磐田)、名波浩(磐田)、エメルソン(浦和)、高原直泰(磐田)、中山雅史(磐田)

◆2003年

岡田武史監督の横浜FMが両ステージを制し、年間優勝となった。市原はオシム監督に率いられ、1st・3位、2nd・2位の好成績。ナビスコカップでは浦和が初のタイトル獲得。

・Jリーグ優勝:横浜FM(1st:横浜FM/2nd:横浜FM)

・ナビスコカップ優勝:浦和

・天皇杯優勝:磐田

・J1昇格:新潟、広島

・J2降格:仙台、京都

・MVP:エメルソン(浦和)

・得点王:ウェズレイ(名古屋)22点

・新人王:那須大亮(横浜FM)

・ベスト11:楢崎正剛(名古屋)、坪井慶介(浦和)、ドゥトラ(横浜FM)、中澤佑二(横浜FM)、小笠原満男(鹿島)、福西崇史(磐田)、奥大介(横浜FM)、遠藤保仁(G大阪)、エメルソン(浦和)、ウェズレイ(名古屋)、久保竜彦(横浜FM)

◆2004年

1stは横浜FM、2ndは浦和が優勝した。チャンピオンシップは2戦合計が同じとなったため、PK戦となり横浜FMが連覇した。また、2005年からJ1が16から18クラブに拡大するため、J2への自動降格はなく、年間総合最下位の柏がJ2の3位福岡と入れ替え戦を戦い残留。ナビスコカップではFC東京が初のタイトル獲得。

・Jリーグ優勝:横浜FM(1st:横浜FM/2nd:浦和)

・ナビスコカップ優勝:FC東京

・天皇杯優勝:東京V

・J2優勝:川崎

・J1昇格:川崎F、大宮

・MVP:中澤佑二(横浜FM)

・得点王:エメルソン(浦和)27点

・新人王:森本貴幸(東京V)

・ベスト11:土肥洋一(FC東京)、田中マルクス闘莉王(浦和)、ドゥトラ(横浜FM)、中澤佑二(横浜FM)、小笠原満男(鹿島)、長谷部誠(浦和)、奥大介(横浜FM)、遠藤保仁(G大阪)、エメルソン(浦和)、マルケス(名古屋)、大黒将志(G大阪)

◆2005年

J1は18クラブ1ステージ制と現在の形になり、C大阪が最終節に勝てば優勝だったが、敗れてG大阪が初優勝を飾った。J1の17位、18位はJ2へ自動降格。16位はJ2・3位と入れ替え戦となり、J2の甲府がバレーのダブルハットトリックの活躍で柏を降し、初昇格を果たした。J2は徳島、草津が参入し、12クラブで開催された。また、千葉がナビスコカップ初優勝。

・Jリーグ優勝:G大阪

・ナビスコカップ優勝:千葉

・天皇杯優勝:浦和

・J1昇格:京都、福岡、甲府

・J2降格:柏、東京V、神戸

・MVP:アラウージョ(G大阪)

・得点王:アラウージョ(G大阪)33点

・新人王:カレン・ロバート(磐田)

・ベスト11:吉田宗弘(C大阪)、ストヤノフ(千葉)、田中マルクス闘莉王(浦和)、中澤佑二(横浜FM)、小笠原満男(鹿島)、阿部勇樹(千葉)、フェルナンジーニョ(G大阪)、遠藤保仁(G大阪)、古橋達弥(C大阪)、アラウージョ(G大阪)、佐藤寿人(広島)

◆2006年

最終節の直接対決でG大阪を振り切った浦和が初のリーグ制覇。ナビスコカップは千葉が連覇を果たした。J2は愛媛が参入し、13クラブで開催された。

・Jリーグ優勝:浦和

・ナビスコカップ優勝:千葉

・天皇杯優勝:浦和

・J1昇格:横浜FC、柏、神戸

・J2降格:福岡、C大阪、京都

・MVP:田中マルクス闘莉王(浦和)

・得点王:ワシントン(浦和)、マグノ・アウベス(G大阪)26点

・新人王:藤本淳吾(清水)

・ベスト11:川口能活(磐田)、田中マルクス闘莉王(浦和)、山口智(G大阪)、加地亮(G大阪)、鈴木啓太(浦和)、阿部勇樹(千葉)、中村憲剛(川崎F)、谷口博之(川崎F)、遠藤保仁(G大阪)、ワシントン(浦和)、マグノ・アウベス(G大阪)

◆2007年

鹿島がリーグと天皇杯の2冠を達成。鹿島は10節終了時点の12位から巻き返し、最後は9連勝。最終節で最下位・横浜FCに敗れた浦和を逆転した。

・Jリーグ優勝:鹿島

・ナビスコカップ優勝:G大阪

・天皇杯優勝:鹿島

・J1昇格:札幌、東京V、京都

・J2降格:広島、甲府、横浜FC

・MVP:ロブソン・ポンテ(浦和)

・得点王:ジュニーニョ(川崎)22点

・新人王:菅野孝憲(横浜FC)

・ベスト11:都築龍太(浦和)、岩政大樹(鹿島)、田中マルクス闘莉王(浦和)、山口智(G大阪)、阿部勇樹(浦和)、鈴木啓太(浦和)、ポンテ(浦和)、中村憲剛(川崎F)、遠藤保仁(G大阪)、ジュニーニョ(川崎F)、バレー(G大阪)

◆2008年

鹿島、名古屋、川崎が最終節まで優勝を争ったが、鹿島が2度目のリーグ連覇。ナビスコカップはシャムスカ監督に率いられた大分が初優勝。J2は熊本、岐阜が参入し、15クラブで開催された。

・Jリーグ優勝:鹿島

・ナビスコカップ優勝:大分

・天皇杯優勝:G大阪

・J1昇格:広島、山形

・J2降格:東京V、札幌

・MVP:マルキーニョス(鹿島)

・得点王:マルキーニョス(鹿島)21点

・新人王:小川佳純(名古屋)

・ベスト11:楢崎正剛(名古屋)、岩政大樹(鹿島)、内田篤人(鹿島)、中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(浦和)、山口智(G大阪)、中村憲剛(川崎F)、小川佳純(名古屋)、遠藤保仁(G大阪)、マルキーニョス(鹿島)、柳沢敦(京都)

◆2009年

鹿島が17試合連続無敗でリードするも終盤は混戦に。鹿島、川崎、G大阪の争いから最後に鹿島が抜け出し3連覇を達成した。ナビスコカップはFC東京が川崎を破り2度目の優勝。川崎悲願の優勝はならなかった。J2は栃木、富山、岡山が参入し、18クラブで開催された。この年よりJ1・J2入れ替え戦がなくなり、3クラブが自動で昇格した。

・Jリーグ優勝:鹿島

・ナビスコカップ優勝:FC東京

・天皇杯優勝:G大阪

・J1昇格:仙台、C大阪、湘南 

・J2降格:柏、大分、千葉

・MVP:小笠原満男(鹿島)

・得点王:前田遼一(磐田)20点

・新人王:渡邉千真(横浜FM)

・ベスト11:川島永嗣(川崎F)、岩政大樹(鹿島)、内田篤人(鹿島)、田中マルクス闘莉王(浦和)、長友佑都(FC東京)、小笠原満男(鹿島)、石川直宏(FC東京)、中村憲剛(川崎F)、遠藤保仁(G大阪)、岡崎慎司(清水)、前田遼一(磐田)

◆2010年

中盤で首位に立った名古屋が独走。そのまま初優勝を飾った。2・3位にはG大阪、C大阪と大阪勢。4連覇を狙った鹿島は4位となった。また、FC東京がJ2降格。大分に続き、2年連続で前年のナビスコカップ王者がJ2へ興亜ックした。J2は北九州が参入し、19クラブで開催された。

・Jリーグ優勝:名古屋

・ナビスコカップ優勝:磐田

・天皇杯優勝:鹿島

・J1昇格:柏、甲府、福岡

・J2降格:FC東京、京都、湘南

・MVP:楢崎正剛(名古屋)

・得点王:前田遼一(磐田)、ケネディ(名古屋)17点

・新人王:宇佐美貴史(G大阪)

・ベスト11:楢崎正剛(名古屋)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、増川隆洋(名古屋)、槙野智章(広島)、中村憲剛(川崎F)、マルシオ・リシャルデス(新潟)、藤本淳吾(清水)、ダニルソン(名古屋)、遠藤保仁(G大阪)、前田遼一(磐田)、ケネディ(名古屋)

◆2011年

東日本大震災の影響で1ヶ月強の中断があった。昇格した柏と被害の大きい仙台が序盤に飛び出すと、その後は横浜FM、名古屋、G大阪が絡んでの優勝争い。最後は柏が逃げ切り昇格、即優勝の離れ業を演じた。J2は鳥取が参入し、20クラブで開催。鳥栖が初のJ1昇格を果たした。

・Jリーグ優勝:

・ナビスコカップ優勝:鹿島

・天皇杯優勝:FC東京

・J1昇格:FC東京、鳥栖、札幌

・J2降格:甲府、福岡、山形

・MVP:レアンドロ・ドミンゲス(柏)

・得点王:ケネディ(名古屋)19点

・新人王:酒井宏樹(柏)

・ベスト11:楢崎正剛(名古屋)、近藤直也(柏)、酒井宏樹(柏)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、ジョルジ・ワグネル(柏)、レアンドロ・ドミンゲス(柏)、藤本淳吾(名古屋)、遠藤保仁(G大阪)、清武弘嗣(C大阪)、ハーフナー・マイク(甲府)、ケネディ(名古屋)

◆2012年

仙台が飛び出し、その後、広島と浦和が絡んだ優勝争いとなったが、最後は仙台とのマッチレースに競り勝った広島が初優勝を果たした。また、G大阪が初のJ2に降格した。J2は町田、松本が参入し、22クラブで開催された。この年よりJ2は1・2位が昇格、3~6位がJ1昇格プレーオフで争われ、6位の大分が昇格した。また、最下位になった町田はJFLに降格した

・Jリーグ優勝:広島

・ナビスコカップ優勝:鹿島

・天皇杯優勝:

・J1昇格:甲府、湘南、大分

・J2降格:神戸、G大阪、札幌

・JFL降格:町田

・MVP:佐藤寿人(広島)

・得点王:佐藤寿人(広島)22点

・新人王:柴崎岳(鹿島)

・ベスト11:西川周作(広島)、駒野友一(磐田)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、水本裕貴(広島)、レアンドロ・ドミンゲス(柏)、遠藤保仁(G大阪)、青山敏弘(広島)、高萩洋次郎(広島)、ウイルソン(仙台)、佐藤寿人(広島)、豊田陽平(鳥栖)

スポーツPRコンサルタント/スポーツ企画工房 代表取締役

「スポーツPRコンサルタント」「スポーツWebサイトプロデュース」「スポーツライティング」を行う株式会社スポーツ企画工房代表取締役。スポーツ団体や選手、テレビ局のスポーツサイトを数多く立ち上げたほか、スポーツ団体やチームの運営・広報、SNSやWeb戦略のアドバイザーを務める。また、プロバスケットボール「bjリーグ」や卓球「Tリーグ」の設立に関わった。2006年から11年までは中央大学商学部客員講師としてスポーツビジネスを教えた。

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