Yahoo!ニュース

片付けは足元から!“片付けのプロが指南“床に「直置き」のデメリット3つ

ティール整理収納コンサルタント

「とりあえず床に」、「とりあえず足元に」という具合に、モノを床に直置きするクセはありませんか?実はこれ、いいことはひとつもありません。逆にいえば、片付けは足元からスタートすることで、その効果を実感しやすいもの!

ということで今回は、整理収納コンサルタントである筆者が、「直置き」のデメリットを3つ紹介します。

1:掃除がしにくい

直置き最大のデメリットと言ってもよいのが、掃除のしにくさ!掃除をする時に、床に置いたモノをいちいち持ち上げ、移動しながら掃除していませんか?あるいは、持ち上げることすら億劫で「四角な座敷を丸く掃く」状態になってはいませんか?

今や定番家電となったロボット掃除機も、直置きが多ければまるで障害物競走です。「面倒だから」、「とりあえず」の軽い気持ちで直置きしたモノが掃除の邪魔となり、掃除が億劫になる。掃除をしなくなったので、また直置きが増えていく。

始まりは「ちょっとの直置き」でも、それが原因となって最終的には掃除習慣を失うことにもなりかねません。

2:ケガや事故を招く

自分では「ちょっとの直置き」のつもりでも、家族がそれに気づかずにつまずきケガをする。また、急いでいる時に自分で直置きしたモノにつまづいてコケる。さらには、避難が必要な有事の際に、床のモノが邪魔をして逃げ遅れる。

少し大袈裟に感じるかもしれませんが、どれも起こりうることです。実際筆者も、こどもが直置きしていた作りかけのブロックトイを踏んでしまい、病院を受診した経験があります。

これらのケガや事故はすべて未然に防げます。対策は至って簡単!床にモノを直接置かない、ただそれだけです。

3:部屋を狭く見せる

当たり前ですが、退去時の何もない空っぽな部屋と、家具や家電を搬入した後の部屋とでは、前者の方が圧倒的に広く見えますよね。同様に、同じマンションの同じ間取りの部屋であったとしても、モノの多い部屋の方が狭く感じます。

特に部屋を狭く、雑多に見せてしまうのが床にあるモノです。モノが床を埋めることで、部屋が一気に窮屈な印象に!逆にいえば、面積の広い床をなるべく見せておくことで部屋は開放的に、広く見えますよ。

片付けはまず足元から!「直置き厳禁」を意識してみてくださいね。

プロフィールからフォローして、最新記事をチェック!
Instagramのフォローはコチラから

整理収納コンサルタント

整理収納コンサルタント/2児の母。自分たちで管理出来る量のモノで快適に暮らす「身の丈暮らし」を提唱する、収納のプロ!関西弁アメリカ人ハーフのダディと野生児姉妹、コールダックとの田舎暮らしを満喫中。

ティールの最近の記事