「自律神経の乱れ」から起こる身体の不調!-自律神経の仕組みについてわかりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「自律神経の乱れと体の不調」について解説していきます。
自律神経ってなに?
自律神経とは、内臓器などの働きを調節する神経です。
アクセルのような役割である「交感神経」と、ブレーキのような働きのある「副交感神経」に分けることができます。
交感神経と副交感神経は、それぞれ拮抗(反対)した働きをして、内臓器の働きを調節してくれています。
自律神経の働き
◎交感神経
"活発的な時(緊張しているときなど)"に優位に働く神経で、心臓の働きを促進したり、血管を収縮(縮める)し、血圧を上げるなどの作用があります。
また、交感神経は、胃や腸(消化器系)の働きを抑制します。
◎副交感神経
"リラックスしている時(睡眠中など)"に優位に働く神経で、心臓の運動を抑制したり、血管を拡張(広げる)し、血圧を下げるなどの作用があります。
また、副交感神経は、胃や腸の働きを促進します。
例えば、緊張している時には、交感神経が優位になるため「ドキドキ(心拍数が上昇)」としますね。
そして、緊張から解放されて、リラックスすると、副交感神経が優位になるため「ホッと(心拍数が低下)」しますね。
こういった体内環境は、自分の意識とは無関係(自律的)に調節されています。
だからこそ、"自律"神経なんですね。
自律神経の乱れと体の不調
「自律神経が乱れる」というのは、交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れた状態を言います。
その原因は様々ですが、ストレス・過労・睡眠不足・不安・気圧の変化・不規則な生活習慣・食生活の乱れなどがあります。
※例外として、なかには疾患が原因となって、自律神経に異常が起こることもあります。
実際に、自律神経のバランスが乱れると、下のような症状が現れることがあります。
- 心臓や血管の不調…動悸(ドキドキする)、立ちくらみ、頭痛
- 呼吸器系の不調…息切れ、咳
- 胃や腸の不調…消化不良、下痢、便秘
- 生殖器系の不調…PMS、月経過多
- その他…不眠症、不安感など
これらの症状には、個人差があるので、全員に同じ症状が現れるわけではありません。
自律神経を整えよう!
自律神経のバランスを整えるために、主に自分でできることはストレス・運動・食事・睡眠の管理をすることです。
- ストレス管理…ストレスを0にするのは難しいと思うので、趣味などをつくり、発散できる環境をつくりましょう。
- 運動習慣…適度な運動はリフレッシュ効果があるのでおすすめです。
- 食生活…偏った食生活は避け、バランスの良い食事を心がけましょう(極端な食事制限も良くない)
- 睡眠習慣…睡眠時間はもちろん、睡眠の質を良くすることも大切です。
最後に
ストレスや疲労というのは、気付かぬうちに蓄積していることが多いので、自分の中のリフレッシュ方法をいくつか持っておくと良いでしょう。
マッサージや温泉・カラオケ・アロマ・ストレッチなどもおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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おがちゃん先生について
● 東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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