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テンションを上げたいときに見る名作アクション映画2選【イイ音楽×壮快アクションで盛り上がろう!】

渡辺晴陽作家・脚本家/エンタメアドバイザー
画像はイメージです

年が明けて一ヵ月が経ちました。今年の一月は激動のひと月でしたね。

体や心が疲れてきている方も多いのではないでしょうか?

そんなときに見たい名作アクション映画を2つ紹介します。

今回は激しいアクションだけでなく、カッコイイ音楽にも魅力がある作品を選びました。

ぜひ音楽にも注目しよう!
ぜひ音楽にも注目しよう!

ベイビードライバー

本作はカーアクションを中心としたアクション映画で、批評家から大絶賛されています。映画のタイトルは、1960年代に世界的に活躍したサイモン&ガーファンクルというフォーク・デュオの同名楽曲からとられています。

主人公のマイルズは、ドクという人物の率いる銀行強盗団で、実行犯たちを逃がすための車の運転手をしています。
マイルズはまだ少年のような雰囲気を残していますが、天才的な運転技術を持っています。ところが、子どものころに負った怪我の後遺症で耳鳴りがあり、音楽でそれを誤魔化していないと実力が発揮しきれないという欠点もあります。

作中ではマイルズが聴いている軽快な音楽とリンクしながら、華麗なカーアクションやパルクールさながらに街を駆け抜ける逃亡劇が繰り広げられます。

本作を見た後にはテンションが上がって、好きな音楽を聞きながら街を疾走したくなることうけあい。
ただし、実行する際にはしっかりと安全に配慮してくださいね。

アトミック・ブロンド

本作は1989年「ベルリンの壁」が崩壊する直前のドイツを舞台に繰り広げられるスパイ・アクション映画です。劇中の音楽には同じ年代のヒット曲やそのカバー曲が多数使われています。

主人公のローレンは、MI6のスパイを殺した人物を追うためにベルリンに潜入します。彼女は先に現地に潜入していたパーシヴァルと協力しつつ、重要な資料の奪還を目指します。
映画は全体的にダークな雰囲気で進み、それを80年代のヒットソングがカッコ良く演出しています。映画冒頭からローレンが傷だらけの姿で登場するので少し心配になりますが、強くてカッコイイ彼女の姿を見せられるうちに、痛々しい怪我すら勲章のように見えてくるはずです。

アクションシーンは少々バイオレンスですが、とても見ごたえがあります。

倒れても倒れても立ち上がって襲ってくる敵の姿はまるでホラー映画のゾンビのよう。そんな相手を女性のローレンがごすごすと殴り倒していく姿を見れば、まるで本物の格闘技を見ているみたいに熱くなるに違いありません。

上記の2作には、映画用のBGMではなく、どこかで聞いたことのある名曲たちが散りばめられています。鑑賞後には、劇中で使われていた楽曲を携帯や音楽プレーヤーに入れておくのもいいでしょう。ちょっとしたスキマ時間に聴けば、映画を見たときの熱狂が蘇ってきてテンションが上がるはずです。

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作家・脚本家/エンタメアドバイザー

国立理系大学院卒、元塾経営者、作家・脚本家・ライターとして活動中。エンタメ系ライターとしては、気に入ったエンタメ作品について気ままに発信している。理系の知識を生かしたストーリー分析や、考察コラムなども書いている。映画・アニメは新旧を問わず年間100本以上視聴し、漫画・小説も数多く読んでいる。好みはややニッチなものが多い。作家・脚本家としては、雑誌や書籍のミニストーリー、テレビのショートアニメや舞台脚本などを担当。2021年耳で読む本をつくろう「第1回 児童文学アワード」にて、審査員長特別賞受賞。

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