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【速報】トヨタ自動車が5回まで3対1でNTT東日本をリード――第47回社会人野球日本選手権大会

横尾弘一野球ジャーナリスト
試合前には、大阪桐蔭高の吹奏楽部の演奏でスタンドを盛り上げた。

スターティング・メンバーは、以下の通り。

[先攻/NTT東日本]

指 内山京祐(中央大)

二 丸山雅史(国士舘大)

三 下川知弥(駒澤大)

右 向山基生(法政大)

遊 中村 迅(法政大)

一 喜納淳弥(桐蔭横浜大)

左 火ノ浦明正(専修大)

捕 佐久本一輝(亜細亜大)

中 井上大成(青山学院大)

投 多田裕作(拓殖大)

[後攻/トヨタ自動車]

左 徳本健太朗(青山学院大)

三 北村祥治(亜細亜大)

右 多木裕史(法政大)

中 逢澤崚介(明治大)

一 樺澤 健(東京農業大)

捕 高祖健輔(環太平洋大)

指 八木健太郎(早稲田大)

二 佐藤勇基(法政大)

遊 和田佳大(中京大)

投 嘉陽宗一郎(亜細亜大)

1回表のNTT東日本は、内山が二ゴロ、丸山が中飛、下川が二ゴロで3者凡退。

1回裏のトヨタ自動車は、徳本が二ゴロ、北村は148km/hを中前安打、多木は左飛、逢澤は146km/hを左前安打、樺澤は三邪飛で無得点。

2回表のNTT東日本は、向山が中飛、中村は130km/hを左前安打で大会打率が.583に、喜納が139km/hを中前安打、中村は三塁へ。火ノ浦は一飛、佐久本がバスターで中前に弾き返して中村が生還。NTT東日本が1点を先制する。井上は二ゴロ。

2回裏のトヨタ自動車は、高祖が遊ゴロ、八木が142km/hを左前安打、八木がスタートを切り、佐藤が打ったものの一直でダブルプレーに。

3回表のNTT東日本は、内山が147km/hを左前安打、丸山はバントを2つ失敗したあと空振り三振。下川は中飛、向山は四球、中村は二邪飛で無得点。中村の大会打率は.538(13打数7安打)で、三菱重工Eastの矢野幸耶と並ぶ。

3回裏のトヨタ自動車は、和田が遊直、徳本は140km/hに詰まるも一塁内野安打に。北村は死球で一、二塁。NTT東日本は、安田武一コーチがマウンドへ。多木は135km/hをセンターの右へ打ち返し、二塁走者の徳本に続き、一塁走者の北村もスタートよく生還する。その返球の間に多木は三塁まで進む。トヨタ自動車が2対1と逆転。逢澤は143km/hを中前に弾き返し、多木が還って1点を追加。樺澤は二直、高祖は二飛。トヨタ自動車が3対1とリードする。

4回表のNTT東日本は、喜納が遊ゴロ、火ノ浦が左飛、佐久本が三ゴロで3者凡退。

4回裏のトヨタ自動車は、八木が右飛、佐藤が二ゴロ、和田が145km/hを左前安打、徳本の1ボール2ストライクから和田が二盗を仕掛け、NTT東日本のバッテリーはウエイストしたものの佐久本の送球が高くセーフに。徳本は二ゴロで無得点。

5回表のNTT東日本は、井上が痛烈な打球を一、二塁間に放つも、トヨタ自動車の佐藤が好捕して二ゴロに。内山は中飛、丸山が139km/hを中前安打、下川は左飛で無得点。

5回裏、NTT東日本は投手を多田から沼田優雅(立正大)に交代。トヨタ自動車は、北村が138km/hを中前安打、多木は二ゴロで北村が二塁へ。逢澤はフルカウントから四球で一、二塁。NTT東日本は、平野 宏監督がマウンドへ。樺澤は中飛、高祖は二ゴロで一塁走者が二封。

NTT東日本 010 00

トヨタ自動車 003 00

(N)多田、沼田-佐久本

(ト)嘉陽-高祖

野球ジャーナリスト

1965年、東京生まれ。立教大学卒業後、出版社勤務を経て、99年よりフリーランスに。社会人野球情報誌『グランドスラム』で日本代表や国際大会の取材を続けるほか、数多くの野球関連媒体での執筆活動および媒体の発行に携わる。“野球とともに生きる”がモットー。著書に、『落合戦記』『四番、ピッチャー、背番号1』『都市対抗野球に明日はあるか』『第1回選択希望選手』(すべてダイヤモンド社刊)など。

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