魚は獲物を頭から食べる?胃の中を実際に確認した結果
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大型の魚になればなるほど小魚を好んで捕食するようになりますが、小魚を捕食する際に好んで食べる向きがあることをご存知でしょうか?
そこで今回は、青物を例に捕食の向きについて紹介したいと思います!
青物が獲物を捕食するときに好む向きは
青物はエサとなる小魚を頭から捕食すると言われています。
理由については諸説ありますが、尻尾から獲物を飲み込むとヒレやウロコが喉に引っ掛かりやすいからとのことです。
ですがアジやイワシといった小魚は動きが素早い生き物。
捕食するだけで精いっぱいに思えるのですが、本当に捕食の向きを選んでいるのでしょうか。
そこで「頭から好んで捕食する」という話が本当か気になったので、魚の胃袋を捌いて確認してみました。
実際に捌いてみた
検証のために用意したのはスーパーで購入したイナダ。
本当は自分で釣って検証したかったのですが、そんなに簡単に釣れませんね…。
こちらを捌いて胃袋の中を確認してみると
中から出てきたのはイカ2匹とイワシ5匹。
イワシのサイズは9cm程度で、ちょうどダイソーで売っているメタルジグと同じくらいのサイズでした。
さて、肝心の魚の頭の向きを確認してみると
イワシは5匹中4匹が頭から捕食されていました!
やはり「青物は獲物を好んで頭から食べる」という話は本当のようです。
ちなみにイカは2匹とも足から食べられていたので、こちらも好んで食べる向きが決まっていそうな結果となりました。
この結果を釣りに生かすなら
「青物が獲物を好んで頭から捕食する」という結果を受けると、ルアーに取り付ける針の向きも変わってきます。
青物は獲物を頭から、しかも下から突き上げるようにして食べることが多いようなので
上のダイソー純正セッティングのようにフックが後ろについていると、魚がジグの頭に食いついても針にかかりにくくなってしまいます。
ですので青物をルアーで狙う際は、ルアーの頭側にフックをつけると良さそうです。
ただし今回は青物に限ったケースのフックの取り付け方。
サワラなどの魚は「獲物を後ろから追いかけて捕食する」ので、両方狙うなら前後にアシストフックをつけると良いと思います!
今回は青物が「獲物を好んで頭から捕食する」という噂の真偽について紹介しました!
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