片付け上手な子どもになる!“ポイントはハードルを下げること“整理収納のプロが教えます
子どもがおもちゃで遊んだあと、「なかなか片付けてくれない」とイライラしてはいませんか?実は家でお片付けが苦手な子も、園では片付け上手だったりするもの。その違いは、片付けのハードルにあり!
ということで今回は、片付けハードルの下げ方を整理収納のプロである筆者が解説していきます。
1:カード類はざっくり収納
子どもにとって地味に片付けハードルが高いのが、「トランプ」や「絵あわせ」、「カルタ」などのカード類。①カードをキッチリとそろえる、②キツキツのケースに詰めていく、という流れがうまく出来ずにいらだってしまう子も多いんです。
そんなカード類の収納におススメなのが、中身の見える「ファスナーケース」です。これであれば、何も考えずにケースに入れるだけで片付けが完了!中身が見えるので、ラベリングの必要もありません。
紙製の専用ケースと違って破れにくいのもうれしいですね。
2:大物はガバッと開くL字ケース
パズルなどパーツの紛失によって遊べなくなるアイテムは、ひとつひとつ個別の収納がオススメです。ただ、よくある一辺のみが開閉できるタイプの「ファスナーケース」では、小さいこどもには取り出す戻すが難しい場合も。
そこでオススメなのが、「L字」に開閉するタイプ!100円ショップで購入する場合は、ファスナーに注意して選んでみてくださいね。
3:一軍は隠さない収納
色にも形にも統一感のない子どものおもちゃは、見える位置にあるとごちゃついた印象になりますよね。それを隠そうと、完全に見えない場所に収納しているご家庭も多いのではないでしょうか?実はそれも、子どものお片付けハードルを上げるNG行為!
インテリアの邪魔をしないようにしたい場合は、せめて「フタなし」の収納用品を選びましょう。おもちゃを完全に隠すことはできませんが、存在感は薄くできます。
子どもがよく遊ぶ一軍のおもちゃこそ、投げ込むだけで片付く「ポイポイ収納」がオススメですよ。
大切なのはハードルを下げること
子どもの片付けは、「どうしたらハードルが下がるか?」を考えることが大切です。子どもの目線に立ってみると、ハードルの低い収納法が見えてきますよ。
参考にしてみてくださいね!