シャキシャキ林檎と相性抜群!「らぷる」で味わうしっとり&ジューシーな煎餅屋さんの焼き菓子
丁寧に刻まれた林檎がたっぷりらぷる青森県弘前市。城下町として栄え、今もなお一年を通じて、四季の彩と弘前城天守閣が織り成す景観のファンが多く訪れる町です。
桜の名所でも有名ですが、特産品はなんといっても林檎。特に、アップルパイマップができるほど、様々なお店が自慢のアップルパイを製造しています。
しかし、和菓子屋さんにも林檎を使った美味しい銘菓が勢ぞろい。
ざくざくとした歯ごたえと、卵や小麦粉、たっぷり加えられた落花生の風味豊かな、煎餅というよりは和製ビスケットのような雰囲気をもつお菓子、しかない煎餅でもお馴染みの「しかないせんべい」さんには、地元の林檎を使用したお土産にもぴったりなお菓子があるんです。
今回は、しかないせんべいさんの「らぷる」をご紹介。
パッケージには、「煎餅の生地を半生の状態にし、水分を保ちながらほっこりと焼き上げ、中には津軽で収穫された新鮮なりんごの果肉がシャリシャリと…」と記載されています。
と申しますのも、このお菓子ができあがるまでの背景があるようでして。
かれこれ20年以上前、ふんわりと柔らかなお菓子を作りたいと思った職人さんが福岡県の太宰府天満宮を訪れたところ、「らぷる」のアイディアをひらめいたのだとか。
煎餅の生地をもとに改良を重ね、フィリングと相性の良いしっとりとした生地が誕生。林檎の果汁を吸い込み、卵の風味が効いた記事はふわふわとしているようで口溶けが良いのも印象的。非常にしっとりとしています。
気温によって冷蔵庫で冷やしたり、常温のままにしたりと繊細な調整が必要とのこと。
また、黄金色の林檎の蜜煮はしゃきしゃきとした食感とナチュラルなりんごの美味しさが伝わるのも特徴的。地元のリンゴ農家さんから生のまま仕入れる林檎を、手作業で1センチ角に切るという非常に手間暇のかかる作業を経て、毎日りんごを仕込んでいらっしゃるとか。歯ごたえと生地に負けないフレッシュ感は、林檎の名産地のお土産としてどなたにお渡ししても喜んでもらえること間違いなし。
りんごの焼き印も可愛らしいので、ほっこりとするお茶の時間に花を添えてくれるのではないでしょうか。
こちらは本店のほか、駅ビル等でも販売されております。