もう諦めない!固くなった「豆大福」もふんわりもっちり美味しく♪これからの季節に大活躍のリベイク法
和菓子の中でも非常に人気の高いお菓子のひとつ、豆大福。全国各地に名店と呼ばれるお店も多数点し、入手困難や行列必須のお店の豆大福は、お日保ちが当日中であってもお手土産として重宝されるほど。
しかし、忘年会やお酒の席でお土産に手渡されたり、入手した時間が遅いと当日中には食べきれないこともあったり、なにかと頂き物が多い時期にはすぐ食べられず、翌朝固くなってしまった…という経験はありませんか?
そんな時にぜひ活用していただきたいのが、オーブントースターを使ったリベイク方法!タイミングさえ間違わなければ美味しくいただけるのでご紹介します♪
オーブントースターにオイル不要のアルミホイルを敷き、様子を見つつ3分程加熱。
うっすら焦げ目がついてくるとあっという間に色がつくので、その見極めが肝心!今回はやや色が付きすぎてしまいました。それもご愛敬ということで…
そのままオーブントースターの中で5分程度放置。余熱でゆっくり加熱され、全体に熱がまわることで柔らかくなります。本当にずっと加熱しなくても良いの?という方、ご安心ください。きちんと柔らかくなりますよ。
素手で触れる程度まで熱が落ち着いたら食べ頃です!オーブントースターの蓋をあけて冷ましても問題ありません、香ばしく食欲をそそられるような匂いがキッチンを満たしていきます。
ふんわりとろけるお餅を舌先で絡めとり、洗練されすぎておらずどこか小豆の力強さをも感じられるこし餡。小豆の風味を活かすのが、まるに抱き柏さんはとってもお上手。ふっくらと立派な黒豆の蜜煮をお餅にまぜこむのではなく、あんこと黒豆の間にワンクッションお餅を挟むことにより、個々の存在感と香りを味わうことができ、尚且つ口の中で一つになったときのハーモニーも楽しむことができるのでしょうね。
拘りをひしひしと感じます。
【まとめ】
・焦げ目がつき始める手前で止める
・余熱の力を利用する
・お餅が薄くあんこが多いタイプは余熱だけで様子を見てみる
そしてなにより、焦らず慌てず。余熱で温めている間に顔を洗ったり、お茶をいれたり、今日の予定をチェックしたりしているとあっという間に食べ頃に。
あんこが入っていない切り餅(豆餅や海老が入ったお餅など)でも同じ方法でいただけます。また、温かいうちにバターやマーガリンを塗るとまた一味違う味わいになりますよ!(またこちらでご紹介してみようかしら)
※保存状態にもよります。なるべく期限内にお召し上がりくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
柳谷ナオ
<まるに抱き柏>
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