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【大津市】大津の新たなまちづくりの拠点がオープン!カフェとレンタルスペース運営でチャレンジを後押し

Sari地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

こんにちは、Sariです!今回はオープン情報です。

大津市長等の本要寺敷地内に4月18日にオープンする「awai」に一足お先にお邪魔してきました!

「awai」はフォーや魯肉飯などのエスニック料理のカフェとギャラリー、レンタルスペースなどを併設し、新たなまちのスポットとなることを目指しておられます。

一般社団法人BANDのメンバー4人で運営されます。

運営メンバーの出会い

右から本要寺の住職中紙さん、藤原さん、西さん、yucaさん、ちゃたさん
右から本要寺の住職中紙さん、藤原さん、西さん、yucaさん、ちゃたさん

awaiのオープンのきっかけは、フォトグラファーのyucaさん(写真左から2番目)が自身の撮影スタジオを作る際に4人が出会ったところから始まります。

  • 自分のやりたいことが詰まった拠点を持ちたいと思ったyucaさん
  • 大津市役所職員でまちづくりをライフワークにしている藤原さん
  • 空間デザインや施工をし、20代の頃から地方創生のプロジェクトに関わってきた西さん
  • 大工でイベント運営や料理も担当するちゃたさん

この4人が力を合わせてyucaさんの撮影スタジオ「おさんぽハウス」をリノベーションしていくなかで、意気投合し、大津のまちの可能性をもっと広げていくために何かしたいと話し合いを重ね、2023年7月に一般社団法人BANDを立ち上げました。8月にはawaiの家主でもある本要寺で夏祭りイベントも開催されました。

awaiができるまで

BANDの4人は、大津のまちづくりを通して若者や観光客に大津の魅力をもっと知ってもらいたいと、awaiの設立を進めます。

場所は、yucaさんのおさんぽハウスの家主である本要寺さんに相談したところ、空き家だった古民家を快く提供してくださったそうです。400年続く歴史あるお寺の本要寺さんは長年借家経営もされていて、こちらの物件は築120年ほど経ちますが7~8年前から空き家だったとのこと。それを屋根と梁だけ残してメンバー自らリノベーションしていきました。

古き良き趣を残しながら、カウンターでお客さんが気軽に交流できるような、オシャレな空間に生まれ変わりました。

フードメニューはエスニック

カフェのフードは、ベトナム料理のフォーや台湾料理の魯肉飯、チェというベトナム風ぜんざい、台湾カステラなど。同じ商店街内にある農家さんの野菜を使うなど、なるべく滋賀県の材料を使って提供されるそうです。

試食させていただきましたが、日本人の口に合うようにスパイスの配合なども考えられていて、食べやすくやさしい味わいでした。

基本はランチとカフェですが、不定期に夜もオープンしていきたいと思っておられるそうです。

「この辺りは夜営業している飲食店が少ない。カウンタースペースを広く取ったのも、気軽に立ち飲みできるようにするため」とメンバーの藤原さんはおっしゃっていました。

場所を通じてつながりを作る

awaiはカフェの他に、ギャラリーやレンタルスペースの運営もされます。

「飲食店にとどまらず若い人たちがチャレンジできるような場所にしたい。このまちに関わるきっかけとなる場所や交流スペースになれば」

とBAND代表の西さん。

個展やワークショップなど、幅広く利用していってもらいたいとのことです。

また、軒先ではポップアップショップの出店もしていくそう。期間限定で1日から出店可能とのことで、お店を持ちたい人のチャレンジの場として活用していければと考えておられます。

まちづくりの新たな拠点に

代表の西さんは、20代で東京の地方創生プロジェクトに関わり、3年前に滋賀に戻ってきた際、滋賀について改めて知り、今の時代だからこその可能性がある街だと感じたそうです。琵琶湖がある抜け感などにも魅力を感じていて、awaiのある場所も一見入りにくいからこそ入りやすい場所にしていきたいと話されます。

メンバーの4人で近くの商店街の飲食店などを利用すると、お店の方がみんな温かく、お客さんとの会話を通して経営を成り立たせているというまちづくりの原点に気づかされたといいます。awaiがフィルターとなってお店を紹介し、新しい発見をしてもらえればと、Instagramで紹介もされています。

4月18日オープンに向けて、クラウドファンディングもされています。大津ガイドツアーやawaiスペースでのパーティー、yucaさんによるプロフィール写真撮影などさまざまな魅力的なリターンが用意されているので、ぜひ参加してくださればと思います。

ロゴにこめた想い

「awai」という名前とロゴには、さまざまな想いが込められています。

内でもあり外でもあるという「あわい」という言葉。

縁側という意味ももつ「あわい」という言葉に、「まちの縁側」という想いを込め、人が自然と集まり何かが生まれることを願っておられます。

また「淡い」という言葉にもかけて、若者が関わり、重なって新しい色を生み出すことや、また「淡海」と言われる琵琶湖への想いも込めているとのことです。

まとめ

4月18日からオープンする、さまざまな可能性を秘めた大津の新たなスポット、「awai」。今後の展開がとても楽しみです。

エスニックフードを食べに行くもよし、

ギャラリーやワークショップに参加するもよし、

はたまた自分の可能性を試してみるもよし。

さまざまな形で色んな人が関わることができるスポットになっていきそうですね。

ぜひInstagramをチェックしてみてください!

お店の情報

[店名]awai
[住所]大津市長等2-3-29(本要寺敷地内)
[電話番号]08037635996(藤原)
[営業時間]ランチ11:30~14:00 カフェ14:30~17:00
[定休日]土日月
[駐車場]なし
[支払い方法]現金のみ
[SNS]Instagram

地域情報発信クリエイター・エシカルコンシェルジュ(大津市)

幼少から滋賀県大津市で育ち、二人の子供も大津で育て、子育て終了と共にこれからは多くの人に大津の魅力を伝えようと活動中。エシカルをライフワークに、こちらでは大津のエシカルなお店や人も紹介します。滋賀のローカルメディアLOMOREグルメライターの顔ももちます。グルメのInstagramアカウントは @sari_heart77 こちらもよろしくお願いします!

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