【東京都港区新橋】叙々苑と双璧を成す知る人ぞ知る焼肉『正泰苑』を食べ尽くす
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/top_1676377181863.jpeg?exp=10800)
遡ること15年前。東京の焼肉と言えば『炭焼 金竜山』、『焼肉スタミナ苑』、『焼肉ジャンボ』、次いで『正泰苑』が『ザガットサーベイ』誌などで安定のトップ5として取り上げられていました。
しかし、時代は変わります。『SATOブリアン』や『けんしろう』など、完璧な火入れでお肉を提供しようと店員さんが焼いたり、フレンチのように進化させる創作焼肉が増え、いつの間にか『正泰苑』がメディアや趣味飲食の人たちの間で話題にならなくなり。
また『正泰苑』は、店舗数を増やしたことで、神格化されなかった部分もあるかもしれません。行列が行列を生む部分もあると思うので。その点、『焼肉ジャンボ』は店舗名を変えるなど、ブランド化が巧かったと言えるのではないでしょうか。
そんな『正泰苑』ですが、ランチは好みではありませんでしたが、ディナーの肉質はいまだ健在です!
![こちらのレアステーキも1,155円というコスパの良さ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676376398111.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
スペシャリテの生で食べられるんじゃないかと感じるロースはもちろん、厳選されたチルドの仕入れから提供までのラインのお肉はどれも絶品です!炭火のクオリティも素晴らしい。
![中ロース1,550円が個人的にスペシャリテで“シルクロース”。ハサミ焼きがお薦めです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676376480478.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![上ロース1,800円は“野原焼き”のような味わい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676377408358.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ただし、店員さんが焼いてくれる訳でもなく、焼き方を教えてくれる訳でもないので、肉に詳しい人と行かないとトゥーマッチかもしれません。
![炭火の配置も美しい](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676376811439.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
炭火自体も焼くのが難しいのもあります。
![チルドで届く肉質はタンも間違いなし。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676377003157.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![塩上カルビをスペシャリテに押す方も多いですが、一人一枚で大満足の重厚感](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676377315639.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
おそらく、この“焼き”の部分で、上述した店舗に遅れをとっているのかもしれませんが、肉質は遜色ありませんでした。
![ユッケジャン800円も日本人が食べやすい味わいです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/nomishuran/article/00397568/internal_1676376769164.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
しかも上述した店舗のように、予約がとれなかったり、並ばなければいけなかったり、ということもありません。また、アラカルトで食べて飲んでも一万円あれば充分ですし、ゆったりとした席でゆっくりと飲食が楽しめます。
さらに、コスパの良い5,060円のコースもあります。チェーン化に成功した『叙々苑』と双璧を成すと評されていますが、金額はカジュアルです。
ペアリングは、まずは特製レモン玉で乾杯し、オリジナルマッコリか、銀座新橋ならばカジュアルワインで如何でしょうか。新橋店や銀座店は内装もデートや会食向きで、排煙も整っています。
しょうたいえん
住所:港区新橋2-3-4 新橋パークビル 2F
電話番号:03-6908-4529
営業時間:[月~金]11:30~14:30(L.O.14:00)
17:00~23:30(L.O.23:00)
[土・日・祝]17:00~23:00(L.O.22:30)
港区と中央区に店舗がありますので下記URLも御覧下さい。
https://www.syoutaien.com/info/