『東京老舗の蕎麦名店』が「これを食べずして新橋の立ち食い蕎麦は語れないほどの名物」と評したそばとは?
1994年創業の『おくとね』。
壁には、「立ち喰いだからと侮るなかれ」と店主の矜持が書かれていますが、その言葉通りに化学調味料ではなく、出汁からしっかりととっているそうです。かつお節とさば節、昆布からだしをとり、甘めのかえしとまぜているとのこと。
スペシャリテは、群馬県奥利根産を基本としたまいたけ天。
ワンコインをきる価格のため、揚げたてとはいきませんが、つゆとまざると、舞茸の旨味を感じられます。『東京老舗の蕎麦名店』(ぴあ)も「これを食べずして新橋の立ち食い蕎麦は語れないほどの名物」と賞賛されています。
私自身も、舞茸とのマリアージュは、新橋界隈の立ち食い蕎麦のなかでは『そばよし』くらいに好きなつゆです。
テレビ番組で紹介される事も多く、『ドランク塚地のふらっと立ち食いそば』(BS日テレ)で塚地武雅さんが。『バナナマン日村が歩く!ウォーキングのひむ太郎』(BS朝日)では日村勇紀さんが来店し、「美味しかった」とツイートしています。
平日のみの営業ですが、朝7時から20時までの通し営業なので、ピークタイム以外、たとえば14時から15時の間はすんなりと入れます。店内に椅子のない、本当の立ち食いです。瓶ビール等を飲みたくなりますが、お酒もありません。
おくとね
住所:港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 B1F
電話番号:03-5568-3590(予約不可)
営業時間:[月~金]07:00 - 20:00
定休日:土日祝