大麻はタバコより害がない?:米NY州、娯楽用大麻合法化報道を受けて
■米NY州、娯楽用大麻合法化へ
アメリカ最大の都市ニューヨーク。コロナ以前は、多くの日本人が行き来する大都会。その町で、大麻(マリファナ)合法化のニュースが入りました(3/29)。
大麻は、モルヒネやヘロインのように、絶対使ってはいけない恐ろしい薬物と言う人もいます。日本ではもちろん違法です(ただし、いわゆる麻薬とは違い、使用自体を罰する法律はない)。
その一方、大麻はタバコよりも害が少ない、合法化に賛成だと言う人もいます。ニューヨークで合法化になると、ニューヨークを仕事で訪れた夫、留学した子供、そして観光で訪れる多くの日本人の中にも、大麻を経験してみようと思ってしまう人も増えるかもしれません。
アメリカ(ニューヨーク)で合法化なら、日本でも良いだろうと考える人も増えるかもしれません。
もはや、大麻を単純に悪者扱いするだけでは解決しないでしょう。しかし、単にアメリカに追随すれば良いのではありません。大麻は、他の麻薬につながる「ゲートウェイ・ドラッグ」だという人もいます。
日本でも、大麻合法化の声が上がる一方で、若者の大麻濫用が広がり、大麻の使用自体を罰する法律を作ろうとする動きもあります。
その中で、私たちは今、大麻についてどう考えるべきなのか、ニューヨークに行ったら大麻を経験してみたいと語る家族にどう説明したら良いのか、心理学からお伝えします。
■大麻はタバコよりも害があるのかないのか
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