赤ちゃんのお昼寝が短い!ぐーんと伸ばす解決法
頑張って寝かしつけをしたのに、30分~50分以内に起きてしまった…。これじゃ、寝かしつけ時間>赤ちゃんのねんね時間。で割に合わないぞ!!!と、思ったことはありませんか?
今回は、2500人の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなが、赤ちゃんのお昼寝が短くて困っているママパパ向け「お昼寝時間をぐーんと伸ばす」今すぐできる方法を1つご紹介します。
Wake to sleep法
朝寝やお昼寝が30~50分前後で起きてしまう日が多いのであれば、赤ちゃんはねんね1サイクルで起きていることになります。そんな時には、このWake to sleepという方法を試してみましょう。
まずは、赤ちゃんの睡眠サイクルについて簡単にお話しします。
この図のように、赤ちゃんの睡眠サイクルは、1サイクル(1周り)がだいたい40~50分程度です。(だんだんと大人と同じ90分サイクルに近くなっていきます)
なので、朝寝昼寝をしだして、40分前後くらいで、ギャーと泣いたり、ふにゃふにゃと起きだしたりする場合は、この図の⑤から①が上手につなげられていなくて起きている。ということになります。
例えば、お昼寝を2時間してくれる子というのは、図①で寝つき→⑤を通過して、もう一度①に戻り、再度⑤あたりでスッキリ目覚めたり、しっかりご機嫌に起きた状態ともいえます。
お子さんが現在、朝寝や昼寝が30分~50分の間に起きて泣き出している、まだ眠たいはずなのに起きているという場合はwake to sleep法を試してみましょう。
Wake to sleep法のやり方
いつものように寝かしつけをして、赤ちゃんがお昼寝から起きだしそうだぞ…というタイミング(寝てから40分前後)で
静かに寝ている隣に行き(気配を消して・・!)モゾモゾしだしたら、トントンをして、睡眠サイクルをつなげる
というものです。
これはトントンされること自体が癖になることもあるのですが、まずはトライしてみてお昼寝を長くする。このような方法もあります。
実際に、私がサポートさせていただいたコンサル生さんからも、「いつも30分で起きるのに、2時間近く寝ました!最高です!」と感動の声を多数いただいています。
これも数日は試してみないと成果はわからず、合う子合わない子もいるのでやってみないとわからないのですが、今、我が子のお昼寝時間が短くて困っている方はぜひやってみてくださいね。
ただし、安全で快適な睡眠環境が整っていることが前提ですので、このステップをしっかりと見ていただいてから、こちらを試してみてください。
困ったときは、夜泣き改善の専門家をぜひ頼ってくださいね。あなたの力にきっとなってくれますよ。