【京都市西京区】いざという時これ便利 非常食や防災グッズ コンパクトポーチに全部収まる 防災週間で!
京都市西京区を拠点に子育て中の「すべてのお母さん(ママ)」を応援するプロジェクトとして活動している「マミーズアップ」が、防災週間も最終日となった2024年9月5日に、阪急洛西口駅から桂駅方面への高架下へとつながる「TauT阪急洛西口」にある「京都市交流促進・まちづくりプラザ」で、「作ってすぐ使える防災ポーチづくりワークショップ」を開催しました。
南海トラフ地震への不安が増加し防災意識が高まっている中で行われた今回のワークショップは、告知開始3時間で定員に達するという関心の高さを示しました。小さなお子さんを抱えながら参加したママさんたちが、マミーズアップ代表で防災士でもある坂本景依子さんから防災対策ミニ講座を聞いた後、全員で防災ポーチの基本セットを作成しました。
中には、安心カードやペン型のハサミ。ライト、笛、小銭、ようかん、ウエットティッシュ、コンパクトレインコートなども。小袋の連なったお菓子類も入れておいて、平常時に時々入れ替えを兼ねて食べてしまうのも一つの方法だとか。それにしても、ポーチにこれだけのものが入るんだと驚きました。
どうしても子ども中心に考えがちですが、ママさん自身の推し写真や趣味の小物なども一つ入れておくのは避難時のテンション維持に必要なのだそう。そのうちやるはこの日で卒業。「こういうきっかけでもないと実際、買いに行ったりしないので良かった」と口々に話しながら、それぞれがオリジナルの防災ポーチを完成させて持ち帰りました。
坂本さん自身が、2018年に大阪北部地震に遭遇し、揺れた瞬間、学校で避難訓練を受けている中学生の上の子が保育園の下の子を抱えて机の下に飛び込んだのを見て、大人も防災意識を持たなければと実感して、2年前防災士の資格を取得したのだそう。
マミーズアップでは、定期的に開催している「マミーズガーデン」というママ向けのイベントがあり、その中で、この日は他にも写真整理アドバイザーの藤田さんによるあんしんカードづくりや英語教師の宮城さんによる英語ソングを作ったマインドフルネス体験など、「防災」をテーマにメンバーによっていろいろなワークショップが開催されました。
今後も様々なワークショップが行われますので、ぜひ一度気軽に覗いてみてください。
「京都市交流促進・まちづくりプラザ」(外部リンク)京都市西京区川島五反長町18-2 075-393-3737
マミーズアップ・ママの生き方向上プロジェクト京都(外部リンク)