長浜ラーメンと焼めしが大人気の名店が、満を持して2号店をオープン。食べればハマるその美味さ。
2024年4月19日オープン
大橋駅から徒歩5分の場所にグランドオープンしたのは、福岡市南区で人気を誇る「博多ラーメン 塩原いってつ」。その名の通り、南区塩原で地元民をはじめ根強い人気の名店が、同じ南区ではありますが大橋に満を持して2号店をオープン。初日から多くのラーメンファンも訪れ、すごい賑わいでした。名店の味がまたひとつ味わえるようになったことは、ラーメンマニアとしても嬉しい限りです。
店内はカウンターとテーブルが背中合わせの造りとなっています。縦長ですがスペースは広々としていて、ゆっくりといただけますね。
この「塩原いってつ」、先代が元祖長浜と一心亭というお店からの出身で、博多ラーメンと看板には謳ってますが、長浜ラーメンと博多ラーメンのいいとこどりの美味しいラーメン。まさに博多の歴史を歩んだラーメンをオリジナルな味わいで提供するお店なんですね。これは博多のファンが多くて当然。
まずは入口で食券を購入するシステムです。セットメニューが豊富なのも特徴で、またリーズナブルなんです。ラーメン一杯を味わうも良きですが、ガッツリいただくのも良きですよ。さぁ、何を食べようか・・・。
とくとくセット
ラーメンを主に、餃子や焼めし、白めしなんかを組合せていろんなセットがあります。そしてトッピングも豊富。基本はブレずに自分好みにアレンジできる、そんなラインナップです。
迷ってしまう気持ちもありますが、やっぱりとくとくセット。塩原いってつを全部楽しめるメニューです。
とくとくセットは、ラーメンに餃子と焼めし。まさにいいとこどりです。
ラーメン
ノーマルのラーメンに、月見とメンマをトッピングしてみました。実は個人的には岩のりも大好きなんですけどね。
ネギとチャーシューが3枚。ここまでがノーマル、そしてたっぷりのメンマと生卵が浮かびます。なかなか豪華な仕上がりで美味しそう。
濃度は控えめの豚骨に、表面に薄っすらと感じる脂感と緑鮮やかなネギの感じは、どちらかいえば長浜系でしょうか。そこに古の博多感もコラボレーションしたのが、塩原いってつの味わいです。
さっぱりとした中に、カエシは塩味をキリっと感じ、いわゆるベタ感(長浜系の脂感)を感じるのがクセになる。これが美味いんだなぁ。ベタ感って、脂っこい訳じゃなくて、独特のアクセントというか、豚骨の味わいを引き立てるのですよね。あっさり豚骨なのだけど、カエシやベタ感で何重にも味に深みを感じます。
中細のコシがあり食感良きストレート麺。さっぱりとしたスープと相性良く絡み、スルスルっといただけます。個人的には麺の硬さは普通でいただくのですが、少し硬めでも良い気もします。程よい豚骨感とベタ感の味わいには、バリカタくらいでちょうど良いかも。
一枚が結構大きめのチャーシューも嬉しい。柔らかくてジューシーで、味わいも良いです。
焼めし
そして美味いのが焼めし。もちろん人気も絶大です。しっとりと仕上がった焼めしは、味わいがしっかりとしていて、散りばめられた具材の旨味が絶妙に絡みます。ラーメンと一緒にいただくのはもちろん美味いのだけど、焼めしを堪能するために、焼めしとギョーザに、ラーメンのスープをセットにしたメニューも存在します。焼めしだけでも十分楽しめる美味さ。
ギョーザ
セットのギョーザは5ヶ入りです。博多一口餃子サイズで、焼き目の色合いがとっても良い仕上がりです。
香ばしくパリッと焼きあがったギョーザは一口でパクリ。頬張ると餡がジュワ―っとジューシーに旨味が広がる。ついつい、ビールも飲みたくなります。
とくとくセットは、ラーメンに焼めしギョーザと、美味しいとこどりの大満足できるメニューです。
卓上には紅ショウガやおろしニンニク、ゴマにコショウ。そして大好きな辛子高菜もあります。これは充実の卓上メニュー。美味しいラーメンにちょいとアクセントはお好みにあわせて。
メニューはこの通り。基本のラーメンはブレずに、バリエーションが豊富に楽しめるラインナップです。
人気を誇る塩原の本店の味わいはそのままに。オープン初日から賑わいを見せる「塩原いってつ 大橋店」。期待されての2号店オープン。余談ですが、前は呼び戻しとんこつ光四郎があった場所。
24時まで営業の、ちょい飲みから〆のラーメンまでいただけるお店。これからも期待大の新店です。
博多ラーメン 塩原いってつ 大橋店
住所:福岡県福岡市南区大橋2丁目11-14 西村ビル1F
営業時間:11時00分~15時00分
17時00分~24時00分
定休日:火曜日
駐車場:近隣有料
アクセス:大橋駅より徒歩5分