【佐賀市】喉越し抜群!細めでコシのあるそば膳が人気。売り切れ必至の麦とろご飯も。
佐賀の蕎麦といえば、恐らく1番に挙がるのが三瀬そば。行列ができるほどの人気店ですが、三瀬まで行かずとも、市内にも美味しいお蕎麦屋さんがいくつかあります。
中でも今回紹介するのは大和町尼寺の「そば処 いち」。
国道263号の「石井桶入口」を西に曲がり、さらに「カフェフクシア」を過ぎて左に曲がった多布施川沿いの道を進むと、左手にあります。道が少し狭いので対向車にお気を付けください。
古民家風の落ち着いた佇まいで、店舗の左側に砂利の駐車場があります。
オープンの11時半少し前に着くと、すでに1組待っていました。
座敷席は奥に3卓。その手前には、何組か相席で利用するようなカタカナの「ロ」の形をしたテーブル席がありました。
天井や照明、メニュー表も“和”で、ゆったりと寛ぎやすい雰囲気が漂っています。
人気の「お昼のそば膳」。
そば小盛が910円、そば増量が1,030円です。せいろか、かけそばか、せいろ温だしか選べます。
ご飯は麦とろごはんとプクプク発芽玄米の2種類。麦とろごはんがとにかく美味しいと聞いていたので、迷わずチョイスしました。
割子や天ぷら付きのせいろも。お昼のそば膳よりは少し値段があがりますが、天ぷらそばも美味しそう。
写真を見てもわかるとおり、メニューは蕎麦のみ。「そば処」とあるように、蕎麦1本で、情熱を持って営業されています。
しっかり味わいたい人はそば増量、デザート付きがおすすめ。
「お昼のそば膳(せいろ・そば増量)」(1,030円)。
薬味や漬物、おからの煮物、サラダもついていて小鉢も充実!
蕎麦は基本が小盛なので、増量でも程よい量です。
今まで食べた中で1番、細い麺でした。
噛み応えがありますがつるっとすすれる軽さで、噛むとふんわりと蕎麦の風味を感じます。
蕎麦を食べて「のど越しが良い!」と感じたのも初めて。どっしりとした重たさを感じず、するするとあっという間に完食しました。
つゆは甘めで、わさびやネギをたっぷりいれて辛味をプラスするとちょうどよいバランスです。
麦とろごはんはとても人気で、昼時に行くと売り切れていることも多いとか。もちもちごはんとふわふわのとろろ、食感が良く、出汁も効いていて美味しかったです!
そば膳を食べた後に、デザートも注文。
増量のそば膳とデザートのセットで、全部で1,300円でした。
この手づくり杏仁豆腐が、また絶品でした!蕎麦を堪能したあとにさらっと食べるつもりが、一口食べて驚き。とろとろ、ふわふわとしていて、ミルク感が強めです。
そば膳を注文する際は、デザート付きがおすすめです!
食べ終わって帰るころには店内は満席で、入口付近では数組待っていました。
私が調べた限りでは、「そば処 いち」の新着情報を更新しているホームページやSNSのアカウントは見つけられませんでした。
自然いっぱいの公園の前にあるお店は、中も外も静かで、大通りからは少し奥まっていますが、やはり美味しいお蕎麦の噂は広まるんだなぁと思いました。
【店舗情報】
店名:そば処 いち
場所:佐賀市大和町尼寺3071‐1
営業時間:昼→11:30~14:30
夜→18:00~21:00
※蕎麦が終了次第、閉店。
定休日:月曜(祝日の場合、火曜日)、木曜夜
電話番号:0952‐62‐5941