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【佐賀市】小鉢も充実、1,000円台で味わえる香り高い“そば膳”。蕎麦湯で締める至福のランチ。

しろいリンゴ地域webライター(佐賀市)

寒暖差を感じる今日このごろ。日によって温かいものが食べたくなったり、冷たい食べ物を求めたり…そんなときはどちらも選べるうどんや蕎麦がぴったり!ということで、以前もご紹介したことがある、市内の美味しいお蕎麦屋さんに行ってきました。

「そば処 いち」。鍋島町蠣久~大和町尼寺辺りにかかる、多布施川河畔公園近くにあり、蕎麦と蕎麦をメインにした御膳のみを提供しています。いつもオープン近くになると続々と車が。早めの来店がおすすめです。

逞しい梁で支えられた吹き抜けの天井は開放感があります。入って右手はギャラリー、左手が客席。座敷席が3卓と、中央には囲むようなかたちで座る四角いテーブルがあります。

座敷席を利用。
座敷席を利用。

入る際に、順番の数字が書かれたカードを受け取ります。メニューは小鉢やご飯がついた「お昼のそば膳」と、単品メニュー。「お昼のそば膳」は小盛(1,010円)増量(1,130円)か、デザートの有無(+270円)も選択できます。

蕎麦がメイン、ご飯付きの贅沢ランチ

「お昼のそば膳(デザート付き)」(1,130円)を注文しました。こちらは小盛。全体で見るとちょうど良い量でしたが、「蕎麦をしっかり堪能したい!」という方は、増量がおすすめ。

麺の細さコシの強さが絶妙なバランスで、しっかり噛み応えもあるけれど、するっと喉を通る軽やかさもあり。ちなみに蕎麦は「せいろ」か「かけそば」。

さらに「せいろ」の出汁は、温かいものか冷たいものか選べます。ポカポカ陽気な日だったので冷たい出汁で。もっと寒くなると温かい出汁で食べるとまた美味しそう♪

ご飯は「麦とろごはん」「プクプク発芽玄米」か選べます。麦とろご飯は特に、閉店前になくなってしまうほどの人気!とろろと蕎麦も合いますよね~。

今回は「プクプク発芽玄米」にしました。名前のまま、芽が出た玄米。赤米、黒豆などが入っていて、食感の違いも楽しめます。玄米…というと少し固めのイメージですが、これは餅米に近いもっちり感!噛むと優しい甘みも感じます。

そして、蕎麦のあとのお楽しみ、蕎麦湯!残りのつゆに蕎麦の風味・栄養がたっぷり詰まったゆで汁を注ぎ、一口すすると…温かさと味わい深さがじんわりと沁みて行きます。

ぞば膳を頂いた後に、下げてもらうタイミングでデザートをお願いします。このぷるぷるの杏仁豆腐がまた美味しいんです!癖がなく、ミルキーでプリンのような食感。そば膳はデザート付きがおすすめです♪

コーヒーはサービスで、こちらにて。
コーヒーはサービスで、こちらにて。

以前まで定休日は月曜日のみでしたが、今年11月から、月曜日と火曜日に変更されています。月曜日が祝日の場合もお休み。店主さんが腱鞘炎とのことで、無理のない範囲での営業を続けられるとのことでした。

そして、目の前にある多布施川河畔公園は桜の名所としても有名ですが、秋風が気持ちの良い季節もおすすめ。ぜひ散歩や外遊びの前後にも立ち寄ってみてください。

【店舗情報】

店名:そば処 いち
場所:佐賀市大和町尼寺3071‐1
営業時間:昼→11:30~14:30
     L.O→14:00
※蕎麦が終了次第、閉店。
定休日:月曜日、火曜日
電話番号:0952‐62‐5941

地域webライター(佐賀市)

結婚を機に佐賀に移住して5年、2児の母。趣味は料理、ドライブなど。記者の経験を生かし、フリーライターとしてローカル情報や経済コラムなど執筆中!日々のお出かけでふらっと立ち寄った場所などで、掲載の許可と取材にご協力頂いております♪よろしくお願いします。

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