「京都 白河院」は、京都市動物園からすぐの場所にあります。

東山を背に、大文字も見える閑静な場所にある「白河院」は「白河天皇」ゆかりの「法勝寺跡」にあります。

この周辺には数々の観光名所が集まっており、南禅寺・永観堂・真如堂・法然院・銀閣寺・平安神宮・京セラ美術館・みやこめっせ・ロームシアターなど1日では回りきれないほどの素晴らしいエリアです。

「法勝寺」は、平安時代から室町時代まで平安京の東郊、白河にあった仏教の寺院です。

白河天皇が1076年（承保3年）に建立したとあります。

日本の歴代天皇の中で、初めて長期にわたる院政を確立させたのが、第72代「白河天皇」です。

当時の延暦寺や「興福寺」は、神威を盾に僧兵が押しかける「強訴」を度々行っており、朝廷側は頭を抱えていました。僧兵に悩まされる一方で、仏教を篤く信仰していたそうです。

白河法皇は「賀茂川の水、双六の賽の目、比叡山の山法師は自分の思い通りにならない」と言う言葉を残し、どれほど自分がえらくなったとしても延暦寺の僧兵には叶わない、ということだそう。

白河の地に建てられた「法勝寺」は、白河法皇を代表する寺院の一つでした。

その立派な金堂には約10mの「毘盧遮那仏」（大仏）が安置されていたらしいですよ〜

東山界隈の政治家や富裕層の別荘地であるこのエリアには、七代目小川治兵衛が作庭した素晴らしい庭がたくさんあります。

「白河院」も、池泉回遊式の本格的な山水庭園と数奇屋造りの別館を有す京都らしい閑雅な和風旅館となっています。琵琶湖の水を取り入れた庭づくりが素晴らしいです〜

またこの辺りは、「高津商会」の小道具たちが活躍している２時間ドラマや時代劇の映画やドラマの撮影場所としてもよく知られています。

近くにある「琵琶湖疎水」も日本映画の発展にとっても関係深いんですよ♪

「琵琶湖疏水」と「映画の街・京都」の関係

東山エリアの探索は奥が深いですね♪