「やってみなはれ」の精神がゴルフ界にも!?男子プロゴルフトーナメントであった珍しい3つのイベント
9月19日から22日まで、男子プロゴルフツアー「パナソニックオープン」が開催された。
同大会では、パナソニック創業者、松下幸之助氏の「やってみなはれ」の声がかかったかのような、これまでの常識にとらわれないイベントを実施。
どういうイベントが行われたかを、3つ紹介する。
パナソニックオープンのイベント3つ
ザ・ギャラリーホール
米ツアーには通称「コロシアム」呼ばれている名物ホールがある。
フェニックスオープンが開催されるTPCスコッツデール スタジアムコースの16番ホールだ。
そのコロシアムを意識し、“ゴルフは静かに観るもの”という常識をくつがえし、みんなでワイワイ観戦するのことを目的としたホールがパナソニックオープンにも設けられた。
17番ホールの「ザ・ギャラリーホール」。
ゴルフ界でおなじみのコメンテーターやMCが場を盛り上げる。
インサイドロープツアー
コースロープの内側で観戦できるスペシャルツアー。1番から3番ホールまでではあるものの、選手により近いところから、プレーを見ることができる。
みんなでドリームチーム対決!
みんなでドリームチーム対決!通称「みんドリ」は、実在する選手の中から好きな選手を4名選んで自分だけの“ドリームチーム”を作成し、選んだ選手たちの試合成績を競い合うオンラインゲーム。
結果は、大会前から今季の賞金王レースを快走していた平田憲聖が優勝。みんドリで優勝候補に挙げる人が多く、その人気に応える形となった。
今回参加しなかった人は、次回開催時は参加してみよう。
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「見るだけでも楽しい」スポーツへ
これまでのプロゴルフは、コアなゴルフファンが楽しめる、言ってしまえば「ゴルフをする人‟だけ”が楽しめる」コンテンツだった。
それが、ライトなゴルフファンや、ゴルフをしない人でも楽しめるコンテンツになってきているような気がする。
この流れがもっと加速するようなイベントが、より多く実施されると良いだろう。
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