ポイントは体の重心位置 効率よくボールに力が伝わり飛距離が出るドライバーショットの仕方【ゴルフ】
ドライバーショットで飛距離を十分に出すためには、打ち出し角とバックスピン量が適正な弾道にする必要がある。
ヘッドスピードによって、それらの適正値は異なるが、打ち出し角が13~15度、バックスピン量が2300~2500rpm(回転/分)が、一般男性ゴルファーに多いヘッドスピードの適正値だ。
打ち出し角が適正の場合、スピン量が大きくなってしまい、スピン量が適正の場合、打ち出し角が低くなってしまう、というゴルファーは少なくない。
打ち出し角とスピン量を両立させるためには、何がポイントに挙げられるのだろうか。
1つに、インパクト時、体の重心をボールの飛球線後方側に残す、ということが挙げられる。
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重心を飛球線後方側に残すということ
重心を飛球線後方側に残す、ということは右打ちの場合、ダウンスイングではボールの右側に重心を残す、ということ。
インパクトで、重心がボールを追い越す(左に過度に移動する)ような形になってしまうと、打ち出し角とスピン量を両立させることが難しくなる。
重心の使い方
バックスイングでからダウンスイングで重心位置をキープ
重心の使い方は大きくわけて2パターンある。
1つ目が、バックスイングで重心を右に移し、その重心位置をキープして切り返し、インパクトまで保つ、という流れ。
オーソドックスな流れのスイングだ。
重心を位置を動かしながらインパクト
2つ目が、ダウンスイングで大きく左へ重心を移動させ、インパクトで重心を戻す流れの動き。
この時、体幹の回旋も逆回転が入る。
複雑な流れに感じるかもしれないが、ツアー選手には意外に多い動き。インパクトで右足かかとが下がる動きが入る選手もいたりする。
このような‟戻る”動きは、効率よいヘッドの加速につながる。
体幹の側屈と回旋
先に挙げた2パターンの重心の使い方のは、まったく異なるものに感じるかもしれませんが、共通していることがある。。
どちらを取り入れるにしても、体幹の回旋と側屈の融合が必要だ。
回旋は、横にクルッと体幹をねじる動き。側屈は体幹の左側が伸展する時に右側が収縮、右側が伸展する時に左側が収縮する動きのこと。
右打ちの場合のダウンスイングでは、体幹が左に回旋しながら、体幹の左側が伸展し右側が収縮する、となる。
この回旋と側屈がなければ、重心を飛球線後方側に残そうとした時に、背骨の右傾きが大きくなり過ぎるなど、スイングバランスが崩れやすくなるので注意が必要だ。
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