野菜は「水から茹でる?」or「お湯から茹でる?」料理人の回答に…『勉強になった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、最近料理してますか?
料理には様々な下ごしらえがありますが、その中でも「野菜を茹でるときのタイミング」について、気にしたことはありますか?実は、このタイミングによって野菜の風味や食感が大きく変わるのです!!
この、「野菜を茹でるときのタイミング」についてよく頂く質問が1つあります。
それが…野菜は「水から茹でるべき?」それとも「お湯から茹でるべき?」というものです。
この質問は、特に、料理初心者の方から多く寄せられます。
そこで今回は、調理師免許を持つ私が、「野菜を茹でるタイミング」について詳しく解説していきます!また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ…80%の方が『勉強になった!』との回答を頂きました。
料理が好きな方、特に“料理初心者の方”はぜひ最後までお付き合い下さい!!
今回の目次
- 野菜は「水から茹でる?」or「お湯から茹でる?」
- 水から茹でる野菜
- お湯から茹でる野菜
- まとめ
野菜は「水から茹でる?」or「お湯から茹でる?」
果たして、野菜を茹でる際に、「水から」か「お湯から」のどちらが正しいのでしょうか?
回答:種類によって、使い分ける必要がある!
そうなんです、一概に『野菜は水から』や『野菜はお湯から』とは言えないのです。
具体的にいうと…「根ものは水から」、「葉ものはお湯から」が基本!
『根ものってなんだ?葉ものってなんだ?』と疑問に思う方もいると思いますので、それぞれ詳しく解説します。
水から茹でる野菜
水から茹でる野菜は、「根もの」です。
具体的に…「人参」や「じゃがいも」、「ごぼう」などが挙げられます。
これらの野菜は、土の中で育ち、硬くて火が通りにくいため、水から茹でるのが適しています。水からじっくりと加熱することで、内部まで均一に火が通り、甘みが引き出されて美味しく仕上がります。
逆に、お湯から茹でてしまうと、表面だけが先に火が通ってしまい、内部まで火が通る前に周りが煮崩れてしまいます。
お湯から茹でる野菜
お湯から茹でる野菜は「葉もの」です。
具体的に…「ほうれん草」や「アスパラガス」、「ブロッコリー」などが挙げられます。
これらの野菜は、お湯から茹でることで素早く火が通り、色鮮やかに仕上がります。熱湯にさっと茹でることで、食感をシャキッと保ちながら栄養素の流出も抑えることができるのです!
逆に、水から茹でてしまうと、茹で上がるのに時間がかかり、野菜の色がくすんだり、食感が柔らかくなりすぎてしまいます。
まとめ
- 根もの野菜(人参・じゃがいも・ごぼう)は水から茹でる。
- 葉もの野菜(ほうれん草・アスパラガス・ブロッコリー)はお湯から茹でる。