みそ汁は「沸騰させないで下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「みそ汁」は好きですか?
みそ汁は日本の食卓に欠かせない料理のひとつで、毎日のように飲んでいる家庭も多いのではないでしょうか?私もみそ汁は大好きで、毎日お店で作って飲んでいます。中でも、余ったボタンエビの頭で作るみそ汁は格別で、えびの旨味がじんわりと広がり、香り豊かで贅沢な一杯。
そんな魅力的なみそ汁ですが、皆さんは作るときにどんな工夫をしていますか?
今回は、国家資格である調理師免許を持つ私が、「みそ汁」について語りたいと思います。みそ汁が好きな方は、ぜひ最後までお付き合い頂けると嬉しいです!
【本記事のゴール】
本記事は3分程度で読み終わります。
読み終えると、みそ汁を美味しく作るためのポイントや、みそを加えるタイミング、風味を活かすコツが分かります。
今回の目次
- みそを加えたら沸騰はNG!
- なぜ、沸騰させてはいけないのか?
- みそを入れるベストなタイミング
- まとめ
みそを加えたら沸騰はNG!
美味しいみそ汁を作るポイントは様々ありますが、最も多く言われているのが…
『みそを加えたら、沸騰させてはいけない!』
皆さんも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際、私もプロの料理人として、みそを加えた後は絶対に沸騰させないように心がけています。
なぜ、沸騰させてはいけないのか?
みそ汁を作る際、みそを溶いたら沸騰させないようにしましょう!
でも、それはなぜか?
回答:香りが飛んでしまうから!
みそ汁の魅力は味もさることながら、なんと言っても「あの香り」ですよね!
みその美味しそうな香りは、熟成の過程で生まれる繊細な成分が作り出しています。しかし、この成分は非常にデリケートで、熱が加わりすぎると一気に揮発してしまいます。揮発してしまうと、みその豊かな風味が失われ、どこか物足りなく感じるみそ汁になってしまうのです。
みそを入れるベストなタイミング
ここまで読むと、みそを加えた後に沸騰させないことの重要性がお分かりいただけたと思います。
では、みそを入れるベストなタイミングはいつなのでしょうか?
回答:火を一度止め、沸騰が落ち着いたとき!
目安として、30秒〜1分ほど待つと良いです。
こうすることで、みその香りや風味がしっかりと残り、より一層美味しいみそ汁を楽しむことができます。
まとめ
- みそを加えたら、沸騰させない!
- 高温で香り成分が飛ぶため、風味が損なわれてしまう。
- みそを入れるベストなタイミングは、火を一度止め、沸騰が落ち着いたとき!