千葉市を中心に千葉のグルメスポットを毎日食べ歩く、孤高の千葉グルメです。

本日紹介するお店は、JR千葉駅北口から徒歩圏に4月オープンした鰻の専門店。

近年、価格の高騰が続いている「鰻（うなぎ）」

土用の丑の日にはぜひ食べたい品ながら、そのお値段を前には悩むばかり。

そんな鰻をリーズナブルに頂けるお店となるのが、JR千葉駅の北口ロータリーから千葉公園方面へ、徒歩7分ほどに4／1オープンしたこちらのお店「鰻の成瀬 千葉店」となります。

現在（2023年5月時点）までに横浜や埼玉、都内などに店舗を広げている鰻の成瀬が、この4月、千葉駅近くにオープン。

開店初日に同店を訪問するものとなったのですが、鰻と言えばどうしても敷居が高く感じてしまい、1人では足を運びづらい雰囲気を感じるお店が多数。

一方こちらのお店は、元々がイタリアンのお店だった店内を改装していることもあり、テーブル席に加えてカウンター席も併設しており、1人でも足を運びやすい雰囲気が◎

（もちろん私は、1人での訪問になります 笑）

そんな店内にてメニューを見ていきますが、提供される食事メニューは「うな重」のみ。

このメニューの絞り込みが、低価格で鰻を提供する事に繋がっており、グレードは松竹梅の3種となり、お値段はそれぞれ

梅・・1600円

竹・・2200円

松・・2600円

と、昨今の高騰を考えれば、驚きのお値段にて国産鰻が頂けてしまいます。

3つのグレードが並び、いずれにしようか悩むこの場面・・・

勢いよく、初っ端から松をオーダーするか？

いや初回は様子見・・・とばかりに梅からか？

様々な選択肢が浮かびますが（とはいえ、最大3つの選択肢ですが）結果、間を取りがちな典型的な日本人となる私は「竹」をオーダーしてみることに。

■ うな重（竹）

うな重、という呼び名通りに重箱にて提供となったこちらの品。

が、しかし・・・良く見るとお分かりの通り、重箱が閉まりきれておらず

その理由については、蓋を開けた瞬間に納得！

思わず重箱から飛び出しそうなほど、とにかく豪快に盛り付けられた鰻

細かな演出にはなりますが、重箱を締め切らない僅かな隙間が、同品のボリューム感を暗に物語っております。

早速頂くうな重ですが、注文後に蒸し、焼きあげられた鰻はとにかくふっくら。

とは言え、皮目側はしっかり焼き目を宿しており、脂の染み出す甘みと共に香ばしさも楽しめます。

タレはコクある味わいを伝え、ほんのりとした甘みが特徴的で、提供時点ではタレの加減は控えめとなっており、別途提供されるタレでお好みの加減に調整が可能。

更に同店では、山葵やネギといった薬味も提供されまして、これらを加えながら、ひつまぶしさながらの味変をも楽しめます。

加えて卓上には山椒も用意されており、ボリュームたっぷりの鰻にはなるものの、様々な味変をも楽しみ、最後まで飽きずに完食。

鰻の美味しさ、3段階のグレードの真ん中ながら、十分過ぎるボリュームと大満足、いや超満足を得るうな重の堪能となりました。

が、惜しむらくは今回、ご飯を普通盛りにてオーダーしてしまったこと。

この鰻の量には、ご飯も大盛りで挑むべきだったことが唯一の後悔

次は大盛りでぜひ頂きたい、絶品うな重をリーズナブルに味わえる新店となりました。

なお同店ではテイクアウトにも対応しており、事前の電話予約も可能とのこと。

電話番号は下記に記載しておりますので、事前の予約時には合わせてご利用下さい。