ひと目でわかる!もう鶏むね肉の切り方で悩みません。やわらかジューシー【チキンカツ弁当】
こんにちは、ガッツリ系男子弁当を作っている調理師アリです。
今日は鶏むね肉の『チキンカツ弁当』をご紹介します。鶏むね肉は高たんぱく、低カロリー、そしてなによりお財布にやさしいのが嬉しいですよね。ですがパサパサになりがちなのが難点。今回は柔らかい食感にする切り方を紹介します。
では!鶏むね肉を前に悩まず、ささっと調理!
鶏むね肉の切り方
なにげなく手にとっている鶏むね肉。当たり前なんですが、胸には右左があるんですよね。どちらがどうってことはないですが切り方を説明するのにちょっと予備知識として写真をのせてみました。
3つの部位に切りわける
正確な境界線は気にせず、3つの部位に切ります。黄色の線が繊維の流れなのでグレーの線の方向に包丁を少しななめにして切ります(そぎ切)。この時、余分な脂なども取りのぞきます。皮はお好みで残してもよいですね。私は取りのぞいて冷凍し後日、皮の素揚げなどを作ります。
このようにそれぞれの部位をお弁当にちょうど良いサイズに切っていきます。
出来るだけ厚さを均等にするとよいです。
こちらが切り方の動画です
お弁当に鶏むね肉のチキンカツ
次にチキンカツの揚げ方です。
朝から揚げ物は大変ですが、夜のうちに衣をつけ冷蔵庫にいれておけば、朝は揚げるだけです。
材料(2~3人分)
鶏むね肉・・・・1枚
パン粉・・・・・適量
塩・・・・・・・小さじ1/2
胡椒・・・・・・少々
酒・・・・・・・小さじ1
揚げ油・・・・・適量
(バッター液)
薄力粉・・・・・大さじ5
水・・・・・・・大さじ5弱
作り方
バッター液を作ります。分量の薄力粉、水を混ぜます。ここで、ちょっと頭のすみにおいておくとよいのがバッター液の配合です。ほぼ同量と考えて下さい。衣にボリュームをつけたいときは水をやや少な目にし、パン粉が細かい場合などはやや水を多めにするとよいでしょう。
また、卵が入っているバッター液との違いですが、卵をいれると衣にコクがでてふわっとした食感になります。卵なしの場合はやや硬めで歯ごたえのある食感が楽しめます。どちらもお好みですが、衣にボリュームをださせる(かさまし?!)なら卵をいれたバッター液の方が美味しく感じるかもしれませんね。
鶏むね肉に軽く塩、胡椒、酒をまぶしバッター液にくぐらせます。次にパン粉をつけるのですが、ボウルを使って左右にシャカシャカ揺らし全体にパン粉がついたら、最後に手でふわっと押し付けます。
170度の油で揚げていきます。1度にたくさん入れると油の温度がさがり、衣がはがれる原因になるので気を付けて下さい。片面3分、裏面2分でふっくらジューシーに揚がります
お弁当メニュー
- ご飯、梅干し、ごま塩
- チキンカツ
- ブロッコリーの胡麻和え
- サツマイモのハニーマスタード
今回は鶏むね肉の切り方とバッター液を使った揚げ方を紹介させていただきました。
お弁当のフタをあけた時、チキンカツにかけたソースのにおいは、たまらなく食欲をそそります。
最後にお弁当の詰め方動画を紹介します