Yahoo!ニュース

マヨネーズ・ケチャップ・ポン酢を知る!いつもある調味料で味付けを簡単に決める!

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

どの家庭にもある「マヨネーズ、トマトケチャップ、ポン酢」。お馴染みの調味料で、味も安定感バツグン!いつもの介護食の味付けを簡単にしませんか?

☆マヨネーズ☆

マヨネーズは、卵、植物油、酢、食塩を混ぜ合わせたソースです。卵の卵黄だけを使うものと全卵を使うものがあります。国産マヨネーズは卵黄タイプが主流です。なめらかでクリーミーな口当たり、濃厚なコク、程よい酸味があります。

オムレツなどの卵料理にマヨネーズを加えてから焼くと、ふんわりします。小さじ1杯程度が隠し味としてはちょうど良いです。マヨネーズを入れることで、カロリーもアップするので介護食におすすめです。

また、炒め物の油代わりに使うと、味付けも一緒に出来て便利です。アクセントに胡椒や粒マスタードなどを使うとより風味がアップします。

柔らかく茹でたじゃがいも(マッシュポテト)にマヨネーズを塗って、チーズをのせて焼くと、ホワイトソースなしで簡単グラタンができます。

フライの時に小麦粉、卵の代わりにマヨネーズを縫ってパン粉を付けて揚げると簡単にフライができます。ただパン粉がはがれやすいので、フライパンに入れたらあまり菜箸などで触らず揚げてください。

☆ケチャップ☆

ケチャップは「野菜の裏ごししたソース」の意味です。完熟トマトをピューレ状に濃縮し、香味野菜や香辛料で風味付けして、塩、酢、砂糖等で調味したものです。

ケチャップは、トマト由来で抗酸化力に優れた「リコピン」を多く含みます。塩分量が大さじ1杯で0.5gほどなので、料理に取り入れると減塩にも繋がります。トマトに含まれるクエン酸やケッチャプに入っている酢の効果で、肉や魚が柔らかくなります。

「酸味が苦手」という方には、ケチャップに火を通すことで酸味が飛び、まろやかになります。ナポリタンを作る時には、スパゲティを入れる前に具材とケチャップを先に火をしっかり通すと食べやすくなります。

オススメ介護食は、ナポリタン、ケチャップライス(具材は食べやすいものを選びます)、から揚げの下味、酢豚です。

マヨネーズ:ケチャップ=1:1の割合で混ぜると簡単に「オーロラソース」になります。サラダに便利でよく作ります。

☆ポン酢しょうゆ☆

これから鍋の季節に活躍するポン酢。でも鍋だけではもったいない!ポン酢は、柑橘類の果汁に醤油や酢、出汁、糖分で味を調えたものです。ポン酢だけで「うま味」「酸味」「香り」が手軽に味わえます。

メーカーによって違いますが、一般的なポン酢しょうゆも塩分は小さじ1杯で0.3gと濃い口しょうゆの約1/3なので醤油代わりに使うと減塩に繋がります。

鍋の他に刺身、お浸しの和食から、餃子や焼き肉のたれ、ポン酢にオイル(サラダ油、こめ油、ゴマ油などお好みで)を入れるとドレッシングにと何にでも合います!ポン酢しょうゆプラス砂糖で甘酢になるので、調味料をたくさん使用しなくても味が決まります。

たくさん調味料を使わなくてもすでに、味付けがしっかりされている市販品で、どこでも購入できる調味料を上手に使うと、ラクに美味しく味が決まりますよ。

※マヨネーズの原材料の「卵」はアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。アレルギーのある方は摂取には十分気をつけて医師や看護師さんにご相談ください。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

めぐねこの最近の記事