空き缶のストーブファンがクルクル回る!冬キャンプの暖房ヒーターアタッチメントの上に載せるだけ
冬のキャンプでは、バーナーやストーブの上に載せるだけで暖かくなるヒーターアタッチメントが活躍します。
一般的な石油ストーブの燃焼筒と同じような構造ですが熱量のほとんどが上空に逃げてしまうのが欠点です。
そこで、空き缶で作ったプロペラを載せて、横方向にも熱が拡散するように対策してみました。
このページでは、空き缶を使った『ストーブファンもどき』の作り方を紹介します。
製作材料
製作に使用する材料は空き缶とゼムクリップだけです。
【製作材料】
・350mlの空き缶
・ゼムクリップ
机の引き出しに転がっているゼムクリップとゴミ箱に捨てられている空き缶を拾ってくれば材料費はかかりません。
あと、使う工具は金切りバサミとラジオペンチ、マスキングテープです。
プロペラの下書き
まずは、空き缶でプロペラを作ります。
羽根の幅を正確に割り出す為にマスキングテープを使います。
マスキングテープを剥がして板に貼り、羽根の幅が八等分になるように印を付けます。
空き缶を上から下まで直線にカットするので、原材料表示の枠に合わせてマークするのがポイントです。
羽根の先は尖っていると危ないので丸い形にします。
プロペラの付け根部分は下の写真のように斜めにカットします。
ハサミでカット
空き缶の上部から金切りバサミでカットします。
作業する時は空き缶の切り口で手を切らない様にゴム手袋等を着用すると良いでしょう。
アルミ缶は薄いので簡単に切る事が出来ます。
羽根を曲げる
あとはプロペラの羽根を曲げていきます。
羽根の付け根を斜めにカットしているので、曲げると自然に傾斜が付くのです。
そして、最後にプロペラのセンターに窪みを作ります。
私はハサミの先端で窪みを作りましたが、ボールペンの先を利用しても良いでしょう。
ゼムクリップの加工
ゼムクリップを使ってプロペラの台座を作ります。
ゼムクリップをラジオペンチで曲げて作るのですが、お手持ちのヒーターアタッチメントによって台座の形が変わると思いますので、ここはご参考までに。
百均のステンレスカトラリーラックで作ったヒーターアタッチメントなら、この形がベストです。
実際の使用感
このストーブファンもどき、メッチャ回ります!
見ているだけでも楽しいです♪
ヒーターアタッチメントから熱風が上昇しているので、空き缶のプロペラを載せるだけで勝手に回っています。
そして、肝心の横方向への熱風はというと微妙…
若干の横風はありますが、無いよりはマシというレベルですね。
ただ、プロペラが熱を持っているので以前よりは暖かく感じます。
上から見てもグルグル回っています。
収納時
このヒーターアタッチメント用のファン、収納する時は簡単です。
ヒーターアタッチメントを裏返して上に載せ、カップの中に押し込むだけです。
これなら邪魔にならないでしょう。
このヒーターアタッチメント用ファンは薪ストーブの上に載せてもグルグル回ります。
材料費は、タダ同然なのでヒーターアタッチメントがあれば、試してみてはいかがでしょうか?