すぐ拗ねる子には原因があった!子どもが拗ねた時に大人がやってはいけないことを保育士が徹底解説
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:嫌なことがあるとカーテンに隠れて拗ねる癖があります。どうしたら直りますか?
こちらの解決方法についてご紹介していきたいと思います。
※動画は50秒です。
子どもが拗ねる時ってどんな時でしょうか。
思い通りにならなかった時?
悲しかった時?
悔しかった時?
しかし、そんな時に「大丈夫だって!ほらもうおいでよ!」なんて声をかけても、なかなか機嫌は戻りませんよね。
しかし、いつまでもそうやってグズグズされてしまうと、大人としては段々イライラしてしまうものです。
では、どうやって子どもと関わっていけば良いのでしょうか?
大丈夫!
関わり方さえ知っていれば、少しずついじける姿は無くなっていきますよ。
これで解決!
そんな悩みを解決するには、子どもが拗ねてしまった時に「大丈夫?何かあったら聞くから話してね」と一言だけ伝えておいたら良いのです。
なぜこの一言が有効なのでしょうか。
そもそも、子どもが拗ねるのは僕の話を聞いてほしいという思いを持っていて、大人から声をかけてほしい時です。
そんな時に、「どうしたの?何が嫌だったの?話してごらん?」と話しかけてしまっては、「拗ねるとみんなが話を聞きに来てくれるものだ」と思い込んでしまいます。
そのため、拗ねてしまったからといって親身に寄り添うことは瞬間的に有効のように思いますが、返って拗ねる行動を助長してしまいます。
では、どうすれば良いのでしょうか。
それは、拗ねることをやめさせると考えるよりも、困った時は自分から話せるようにするといった方向へ持っていくことが重要です。
そのために「大丈夫?何かあったら聞くから話してね」と伝えておくことで、
1 子どもの方から話しに来てほしいこと
2 こっちはいつでも話を聞く準備ができていること
の2つを伝えることができますね。
そして、こういった環境こそが最も子どもが自分で自分の思いを口にしてみやすいのです。
そのため、これだけ伝えておけば大人側にこれ以外の準備は必要なく、あとは子どもが「自分から話に行ってみよう」と決心するのを待つだけで良いのです。
待つことを大切に!
しかしながら、大人にとても待つことは非常に勇気のいる行動です。
つい、時間の都合で答えを急いでしまいがちですが、ここで「ほら、早く!」などと声をかけてしまうと逆効果になってしまいます。
そのため、本人が拗ねるのをやめるか、自分から話に来るまで静かに見守っていられるのが理想ですが、もし出掛ける等で時間が無くなってしまった場合には、「出掛けるから一緒に行こうね」などのように、いじけている内容については一切触れずに話しかけてみてくださいね。
いかがでしょうか?
動画では子どもにどんな雰囲気で話しかけると良いのかを分かりやすいようしているので、より詳しく知りたい方は動画の方からご確認ください。
良いと思ったら、ぜひ試してみてくださいね!
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