話さない子どもに大切なのは環境だった!真面目な話をする時に試してほしいたった1つのことを保育士が解説
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている保育士です。
今回は頂いたご質問はこちら。
Q:最近は子どもとの会話が減ってしまいました。食事中などに話してみますが、照れているのか反抗期なのかほとんど話してくれません。子どもとの会話が増える方法を教えてください。
皆さんは子どもがあまり話してくれず、どうして良いのか困ってしまった経験はありますか?
・子どもとうまく話せない
・話しかけても返事が返ってこない
・真面目な話になると子どもに逃げられてしまう
そんな時に試してほしい解決方法についてご紹介していきたいと思います。
これで解決!
「子どもが話してくれない」と感じたそんな時は、親子で同じ方向を向いて話せる環境を作ってあげると良いでしょう。
例えば、真面目な話や悩み事について話し合おうとすると、一般的にはテーブルをはさんで向かい合って座ることを想像すると思います。
しかし、親子でもその関係性によっては顔を合わせていると話しにくくなることもはないでしょうか。
また、日常の中では言えないことを手紙やメールで伝えることもあるように、相手と顔を合わせていると話す内容によっては話しにくくなってしまうこともあると思います。
一方で、一緒に散歩している場面や車に乗ってドライブをしている場面など、顔を見合わせることなく同じ方向を向いているような状況だとどうでしょうか。
こういった場面ではなんとなく真面目な話ができたり、日頃は話せないようなことも口にしやすいと思います。
こういったことから、保育園の行き帰りをはじめ公園や買い物へ向かう途中など、並んだ状態で話せるような環境を活用して話す機会にしてみると、真面目な話や悩み事についても話しやすくなるでしょう。
これについては下の関連記事でも詳しく解説していますので、良かったらそちらもご覧ください。
会話が少ない現代だからこそ!
ここまで親子で会話しやすい環境についてお話ししてきましたが、会話にはやはり大きなメリットがあります。
それは、自分の思いを言葉にして伝える機会だということです。
現代はテレビやスマホなどのように一方的に情報が入ってきて、それを聞き流しているような状況が当たり前になっています。
このようにやり取りが一方通行になっている時代に、日常的に言葉のキャッチボールができる機会があるのは子どもたちにとって非常に重要な時間となるのです。
「目を見て話す」というのは昔から言われるコミュニケーションの基本中の基本ですが、あえてそういう環境にしないことで上手く繋がる会話もあるかもしれませんね。
いかがでしょうか?
保育園児に限らず、大人にまで幅広く使えるコミュニケーションなので、良かったら試してみてくださいね。
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