マウンティングする人の心理
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「マウンティングする人の心理」というテーマでお話したいと思います。
マウンティングとは、サルやゴリラやチンパンジーと言った類人猿が、自分の優位性を表すために、相手に対して馬乗りになる様子をいいます。
自分の幸せをアピールするのも、自慢話をするのも、マウンティング行為の一種です。
私(竹内成彦)は、普段、誰からもマウンティングされることはないのですが…、ときに、キラキラセミナーに行ったりすると、マウンティングして来る人に遭遇し、驚いたり、不愉快な気持ちになったり、いろいろ忙しく感情が揺れ動きます。
あと私は、仕事で使うので、FBを消極的に利用しているのですが、私の周囲には、マウンティングされるのが嫌で、FBをやめたと仰る人が大勢います。確かに、FBには、自分の生活の充実っぷりをアピールする人が多いですからね、その気持ちもわからなくはないです。
さて、マウンティングしてくる人は、どうしてマウンティングしてくるのでしょうか?
答えは簡単です。
マウンティングすると、自分の自己重要感欲求やパワー欲求が満たされるからです。
自分は重要な人物なんだ。自分には力があるんだと思えるからです。
この、「自己重要感欲求を満たしたい」「パワー欲求を満たしたい」というのは、人間の本能なので、あらがうことは出来ないのですが、己の欲求を満たすために、人を利用する、人を不快にさせるというのは、褒められたことではありません。そう、マウントを取られて気持ち良く感じる人は、ほとんどいないですからね。
ちなみに私は、幸い、「マウンティングしたい」という気持ちを持つことはほとんどないです。自己重要感欲求を高める方法は別に知っていますし、パワー欲求はもともと強くないですからね。
話はちょっと変わって、
私は、プロの心理カウンセラーです。仕事としてカウンセリングしています。私という存在を知った人から、「竹内のカウンセリングを受けてみたいと」と思わせることに成功しなければ、あっという間に収入が途絶えて、生活が困窮してしまいます。
だから私は、気が進まないながらも、自分のウリを、アピールするようにしています。そのために私は、「臨床歴は25年を超えているんだよ」「臨床数も15,000回を超えているんだよ」「自分は精神医学に詳しいんだよ」「性格心理学に詳しいんだよ」「講演会やセミナーを何百回をやったことあるんだよ」「著書だって20数冊あるんだよ」と積極的に謳うよう心掛けています。
そんな私の言動が、ひょっとして、よそ様にに「竹内は、マウンティングしようとしている」と思わせているのではないかと思うと、大変に情けなく恥ずかしく、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
また私は、自分のYouTubeチャンネルで、動画のオープニングトークで、ドヤ顔で、「臨床数15,000回超え」という発言をしているのですが、もしもそれを見て、不愉快になられた方がいらっしゃいましたら、ここで、心からお詫び申し上げたいと思います。本当にすみません。
あと私は、人に褒めてもらいたい気持ちが強い子どもタイプなのですが、じゃあ自慢話が好きかと言うと、そんなことは全然なく、私は人から嫉妬されるのを非常に恐れる人間なので、自分から、「俺は凄いだろ!」話をすることは少ないです。
よって私は、「月収が七桁ある」とか、「私は誰それと知り合いなんだ」と大声で吹いている人を見ると、ホントいろんな意味で関心してしまいます。
さて、ここで、マウンティングしてくる人への対処法ですが、対処法は次の3つです。
1.まともに相手にしないことです。適当に相槌を打って聞き流すことです。
2.自分の情報をあまり開示しないことです。開示すると張り合われてしまう恐れがあるから、ほどほどにしておくことです。
3.マウンティングしてくる相手が、使える人間なら、褒めておだてて上手に利用することです。
以上です。
あなたは、いかがですか?
マウンティングするのが好きな人ですか?
それとも、そんなこと決してしない人ですか?
というわけで、今日は以上です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。